真木よう子
真木よう子

 アディダス×GUCCIのバケットハットを目深にかぶってヤンキー座り。口にはチュッパチャップスをくわえた仏頂面。そんなやんちゃ女子のような写真を7月23日に自身のインスタグラムにアップしたのは、女優の真木よう子(39)だ。2枚目の写真では笑顔を見せ、フォロワーからは「笑顔可愛いです」との声や、端に小さい子どもの姿が見切れていたこともあり、「ちびっ子が居ると笑顔になりますよね!」などのコメントが寄せられていた。

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 真木といえば、7月5日に個人事務所の公式ホームページ(HP)を開設。そこで「もうこれ以上、日本芸能に携わる方の自死を耳にしたくない」との思いをつづり、話題を集めたばかり。どんな思いからこの発言に至ったのであろう。

「2005年に公開された映画『パッチギ!』のガンジャ役でブレークした真木さんですが、実は『演劇界の東大』とも呼ばれる仲代達矢さん主宰の無名塾に所属していたことがあり、売れっ子の滝藤賢一さんと同期です。無名塾では毎朝10キロメートルのランニングが課せられているそうなのですが、ある日、誰より早くランニングを済ませていた真木さんを、仲代さんはサボったと思って激怒したそうです。勘違いされたことに怒った真木さんはたんかを切って、そのまま辞めてしまったとインタビューで語っています。どんなに偉い先輩に対してでも、間違っていると思ったら引かない、1本芯の通った性格がわかるエピソードですよね」(テレビ情報誌の記者)

 兄と弟二人という男兄弟に囲まれて育った真木。自身も認めるほど気が強い性格はそんな家庭環境ゆえか。バラエティー番組に出演した際、「兄が『ろくでなしBLUES』っていうケンカ漫画が好きで、その言葉遣いをマネしだすんですよ。そうしたら、兄弟皆で伝染しちゃって。だから、そういう言葉をしゃべってました」と言葉遣いが荒かったことを明かしたこともある(『ヨルタモリ』・フジテレビ系・2015年7月5日)。やはり漫画の影響で“やられたらやり返す”と思っていた時代もあったそうだ。

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高梨歩

高梨歩

女性ファッション誌の編集者など経てフリーライターに。芸能やファッション、海外セレブ、育児関連まで、幅広いジャンルを手掛ける。活動歴は約20年。相撲フリークの一面も。

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