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原巨人にとって利点多し! DH制採用が「有利」に働く理由とは…

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西尾典文dot.
原辰徳監督率いる巨人は昨年の雪辱なるか? (c)朝日新聞社

原辰徳監督率いる巨人は昨年の雪辱なるか? (c)朝日新聞社

 いよいよ21日に開幕するプロ野球日本シリーズ。ソフトバンク、巨人両チームともペナントレースでは2位以下に大差をつけて優勝を果たしているが、昨年は同じ対戦でソフトバンクが4連勝で日本一に輝いているということもあり、今年も絶対的に有利とみる声が多い。

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 さらに巨人は都市対抗野球との兼ね合いで本拠地である東京ドームが使えず、京セラドームでホームゲームを戦わなければならないという点も非常に痛いところだ。

 しかしそんな巨人にプラスをもたらすニュースが飛び込んできた。ソフトバンクからの提案で、今年のシリーズは全試合でDH制を採用することが決定されたのだ。今年は新型コロナウイルスの影響でセ・パ交流戦が中止となり、パ・リーグの投手が打席に入る機会がなかったことから、投手の故障を防ぎたいというのがソフトバンク側の狙いとのことだが、これは巨人にとっても願ったり叶ったりのルール変更と言えるだろう。

 交流戦では常にパ・リーグの優位が続いているが、球団別に見るとセ・リーグ6球団の中で巨人だけが通算成績(181勝164敗9分)で勝ち越している。そして原辰徳監督が指揮を執る巨人は、DH制のあるパ・リーグの本拠地でのゲームで強さを発揮しているのだ。原政権における、過去5シーズンの交流戦でのパ・リーグ本拠地の勝敗をまとめると以下の通りとなっている。

2012年:8勝4敗
2013年:6勝6敗
2014年:8勝4敗
2015年:2勝7敗
2019年:6勝3敗

 2015年のみ負け越しているものの、5年間の通算では30勝24敗と大きく勝ち越している。相手の本拠地の試合でこれだけ高い勝率を誇っているのは見事という他ない。それだけ上手くDH制を活用しているとも言えるだろう。

 では今年のシリーズで巨人は誰をDHとして起用することが予想されるだろうか。ここ数年の交流戦と日本シリーズを振り返ってみると、最も多くDHとして出場しているのは阿部慎之助である。昨年のシリーズでも第1戦で千賀滉大から先制ホームランを放ち、その起用に応えてみせた。


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