阪神、退団濃厚ボーア残すべきだった? 高年俸ネックも「適応しようと努力していた」 (1/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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阪神、退団濃厚ボーア残すべきだった? 高年俸ネックも「適応しようと努力していた」

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阪神退団が決定的と見られているボーア (c)朝日新聞社

阪神退団が決定的と見られているボーア (c)朝日新聞社

 阪神ジャスティン・ボーアがシーズン終了前に帰国した。1年限りでの退団が濃厚と見られている。

 助っ人の戦力としては物足りないという判断だろうが、ボーアの評価は決して低くない。特に人間性に関しては素晴らしい。今後の日本への適応の可能性など、球団側の判断は正しかったのだろうか……。

【写真】「平成で最もカッコいいバッティングフォーム」はこの選手!

「日本に着いたその日から、温かいご声援をいただきありがとうございました。ファンのみなさんの声援は私に届いていて、すべてが私の力になっていました。タイガースファンは最高です。そして、素晴らしいチームメートたちとタイガースの一員としてプレーできたことを誇りに思います。もちろん、日本食はおいしくこの日本という国は最高です!たくさんの応援をありがとうございました」(ボーア)

 11月7日、阪神球団からボーアの帰国が発表された。10月22日に出場選手登録を抹消されてから1軍に昇格することなく米国へ戻ることになった。このコメントが最後のメッセージになりそうだが、ここでも阪神や日本への感謝しか述べていない。ボーアの人間性を表している。

「絵に描いたようなナイスガイ。メジャーで実績があるのにおごったところがない。チームに溶け込もうと積極的に会話もする。日本野球に適応しようといろいろやっていた。打てなくても常に前向きな姿勢は見習うべき点。ファンにも気さくに対応していて、時間が許す限りサインなどにも明るく応じていた。コメントはボーアの本音だったと思う」(阪神球団関係者)

 大の親日家であり、マーリンズで一緒だったイチローを尊敬している。日本のレベルの高さを知っており、来日前には周到な準備も重ねた。ケーシー・マギー(元楽天、巨人)などにアドバイスを受けていたことは有名だ。しかしながら日本野球への対応には終始、苦戦していた。

「打撃フォームに米国人独特のクセがある。力負けしないで打ち返すために、『間』を作らないで直線的にバットをボールに当てる。引っ張る打球が多いプルヒッターなのはそのため。また始動も早く開き気味になるので、左投手の外角球などはボール球に見えていたはず。日本野球への適応には時間がかかると見ていたが、思った以上に苦しんだ」(在京球団スカウト)


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