メンバー全員が金曜ナイトドラマ「真夏の少年~19452020」(テレビ朝日系)に主演したなど、めざましい活躍を見せるジャニーズJr.の人気グループ「美 少年」。

 なかでも注目は慶應義塾大学に在学する知性派アイドル、那須雄登さん。現在発売のAERAムック『就職力で選ぶ大学2021』の表紙も飾る。アイドルと勉強の両立でプレッシャーを感じていたときに、嵐の櫻井翔さんが那須さんにかけた言葉とは!? インタビューで聞いた。

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「早くキャンパスで友人に会いたい。学食のカツカレーが恋しいです」と語るのは那須雄登さん。ジャニーズJr.の6人グループ「美 少年」のメンバーのひとりであり、現在18歳。

「クイズプレゼンバラエティーQさま!!」(テレビ朝日)、「林修の今でしょ!講座」(テレビ朝日)、「池上彰のニュース そうだったのか!!」(テレビ朝日)など、クイズ番組や情報バラエティー番組に数多く出演する。

■憧れは嵐の櫻井翔さん、背中を追いかけて慶應へ

 那須さんは芸能界で活躍するかたわら、4月から慶應義塾大学に進学した。経済学部の1年生として学び始めたばかりだ。しかし、新型コロナウイルス感染症拡大の影響でいまだにキャンパスには足を踏み入れられず、オンラインで授業を受けている。

 慶應義塾へは中等部から入学した。ジャニーズに入る前のことだ。慶應を選んだ理由をたずねると、「嵐の櫻井翔くんに憧れて」と、力強いまなざしで答えた。

「もともと嵐さんが大好きでした。なかでも、母と一緒に櫻井くんを応援していたんです。櫻井くんが慶應に通っていたと知り、小学生のときに学校見学へ行きました」

 自由な校風に惹かれたと話す。

 創設者である福沢諭吉は『学問のすゝめ』のなかで「人間の自由・平等・権利の尊さ」を説いている。いまでも受け継がれるこの精神を肌で感じた。在校生が親切に対応してくれたことも決め手だった。

 中学時代は野球部に所属し、ピッチャーとショートを担当。野球部でのつながりは大学に進学してからも続いている。野球部時代の先輩が、大学でおすすめの授業などを教えてくれるという。

「一生ものの関係がつくれました」

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濱田ももこ
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