「桃太郎電鉄」シリーズの最新作「桃太郎電鉄ワールド 〜地球は希望でまわってる!〜」(「桃鉄ワールド」)の小学校での初の体験イベントが開催されました。テーマは「国旗博士になろう!」。小学1年生~6年生までの約30人の生徒が集まり、ゲームを通して世界各国の国旗を覚えました。教育(Education)と娯楽(Entertainment)を組み合わせた、楽しみながら学べる「エデュテイメント」教材としても注目を集める「桃鉄」。イベントの様子をレポートします。

MENU 親も勉強になる「桃鉄」 学校現場ではコミュニケーションツールとしても活用

「メキシコの国旗はイタリアの国旗に似てるね!」「次はトルコのイスタンブール⁉︎ 遠いよ〜」「メラバー!!」(トルコ語で「こんにちは」の意味)……。子どもたちがゲームをプレーしながら口々に叫んでいます。

 プレーヤーが鉄道会社の「社長」となり、各地をすごろく方式でめぐりながら物件を購入し、最終的な総資産額を競う「桃鉄」シリーズ。最新作の「桃鉄ワールド」は、世界を舞台に366都市を収録。その体験イベント「みんなで国旗博士を目指そう!」(コナミデジタルエンタテインメント主催)が7月30日、東京学芸大学附属小金井小学校(東京都小金井市)で開催されました。

 参加したのは同校の1年生から6年生までの33人。3、4人ごとに班分けしてゲームが始まると、どのグループも大盛り上がり! ルーレットで決まった世界各地の目的地に到着すると、その地域の民族衣装などを着たキャラクターが現地のあいさつを披露。元気よくあいさつを繰り返す子や、国旗のデザインに反応する子、さらにはシカゴ(アメリカ)のカジノで手持ちのお金を25億円にする子も! 楽しすぎて初対面同士のグループも、すっかり打ち解けているようです。

親も勉強になる「桃鉄」

 楽しいだけでなく首都や周辺都市の名前を覚えられたり、ある国から別の国へ移動するにはどの国を通るのかがわかったり、地理的な知識も身につきます。

 最後に各グループの代表が印象に残った国旗や感想を発表。「ブータンの国旗は、龍がかっこいい」「アルゼンチンは真ん中に太陽の顔があって面白かった」「アメリカの国旗の星の数は州の数を表しているって初めて知った」など、さまざまな感想があがりました。

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濱田ももこ
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