Amazonは10月18日、新世代となるタブレット端末「Fire HD 10」、子ども向けの「Fire HD 10 キッズプロ」「Fire HD 10 キッズモデル」の3製品を発売した。このうち、「Fire HD 10 キッズプロ」「Fire HD 10 キッズモデル」の子ども向けタブレットで提供されるサブスクリプションサービス「Amazon Kids+」は学習に特化したコンテンツを拡充し、朝日小学生新聞の記事読み放題などが無料で1年間利用できるのが特徴だ。

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 発売する3製品のうち、今回日本で初めて発売されるのが、小学生を対象とした「Fire HD 10 キッズプロ」だ。3歳から未就学児を対象とした「Fire HD 10 キッズモデル」を含む子ども向けタブレットは、通常のタブレットの機能に加えてサブスクリプションサービス「Amazon Kids+」や本体カバーなどがセットになっており、ペアレンタルコントロールで利用時間を制限することができる。今回発売する3製品はこれまでの同種のタブレットよりも耐久性に優れ、バッテリーも最大13時間持続可能長時間に進化しているという。

 子ども向けタブレットは「好きを未来に 広がる可能性」をテーマとし、子どもたちが興味・関心を深められるサービスを展開。購入から1年間は、通常月額980円(プライム会員の場合は月額480円)となるサブスクリプションサービス「Amazon Kids+」を、無料で利用できる。

「Amazon Kids+」は、2019年のサービス当初に750冊だった電子書籍が約2000冊に増加。今回新たにアップデートされ、小学生向けの日刊紙である朝日小学生新聞デジタルプラスの1~3面が毎日、紙面のまま配信されることになった。このほか、子どもに人気の職業を紹介する児童書「おしごとのおはなし」全作品20タイトル(講談社・刊)や、「QuizKnock 考えることが楽しくなる! ナゾトキブック」(KADOKAWA)など、子どもたちの「好き」を深めていける多種多様なタイトルが揃う。プログラミングアプリや英語学習アプリなども提供。さらに、「Fire HD 10 キッズプロ」は、アクセサリーとして、「鬼滅の刃」のキャラクターカバーが展開される。

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濱田ももこ
濱田ももこ
NEXTタブレットを通して学校ではできない学びを
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