作家・村上春樹氏 (c)朝日新聞社
作家・村上春樹氏 (c)朝日新聞社

「ノルウェイの森」などのベストセラーで知られる作家・村上春樹氏が、今月にラジオのDJ(ディスクジョッキー)デビューを果たして話題を集めている。

 村上氏がDJ初挑戦となった「村上RADIO(レディオ)~RUN & SONGS~」は8月5日にTOKYO FMなど全国38局で放送され、番組内で音楽通としても知られる村上氏が、マラソンのランニング中によく聴くという選りすぐりの楽曲を流したほか、プライベートな話題やリスナーからの質問に答えるなどトークを披露。

 番組の最後には、「僕は意外にというか結構、楽しかったです。また、そのうちにお目にかかれるといいですね。さよなら」と今後のDJ再挑戦にも意欲をみせた。

 オンエア後、TOKYO FMは、同番組がパソコンやスマートフォンでラジオを聴くことができるサービス「radiko」の過去1週間以内の放送を聴くことができるタイムフリー聴取において、関東1都6県のタイムフリーシェアで83.8%ものシェアを獲得したことを発表し、改めて反響の大きさが浮き彫りとなった格好だ。

 そんな中、DJデビューを果たした村上氏に大きな興味を抱いているのが、民放テレビ各局だ。

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