古賀茂明「新潟県知事選の応援を断っている小泉進次郎氏 安倍総理の命運は?」 (1/5) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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古賀茂明「新潟県知事選の応援を断っている小泉進次郎氏 安倍総理の命運は?」

連載「政官財の罪と罰」

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著者:古賀茂明(こが・しげあき)/1955年、長崎県生まれ。東京大学法学部卒業後、旧通産省(経済産業省)入省。国家公務員制度改革推進本部審議官、中小企業庁経営支援部長などを経て2011年退官、改革派官僚で「改革はするが戦争はしない」フォーラム4提唱者。元報道ステーションコメンテーター。最新刊『日本中枢の狂謀』(講談社)、『国家の共謀』(角川新書)。「シナプス 古賀茂明サロン」主催

著者:古賀茂明(こが・しげあき)/1955年、長崎県生まれ。東京大学法学部卒業後、旧通産省(経済産業省)入省。国家公務員制度改革推進本部審議官、中小企業庁経営支援部長などを経て2011年退官、改革派官僚で「改革はするが戦争はしない」フォーラム4提唱者。元報道ステーションコメンテーター。最新刊『日本中枢の狂謀』(講談社)、『国家の共謀』(角川新書)。「シナプス 古賀茂明サロン」主催

新潟県知事選の応援に6月2日、気勢を上げる野党6党・会派の代表ら(C)朝日新聞社
(注)「でんわ勝手連」がどんなものかわからない方は、こちらをご覧いただきたい。
http://zero.denwa-katteren.jp/cake/denwa_web/users/reconfirm/08105f2d9e748b83300d6890dac09eb8b62a9f1a
フェイスブックやツイッターをやっていない人でも、メールアドレスを登録すれば参加できる仕組みだ。登録するとメールが送られてくるので、そこにあるリンク先をクリックすれば、ログインできる。そこで現れた画面上で自分が参加したい選挙を選べば、すぐに電話番号が表示され、電話かけに参加できる。電話した後、その結果を書き込む仕組みになっている。非常によくできたシステムだ。社会勉強だと思って、実際にやってみれば、結構楽しいものだということがわかる

新潟県知事選の応援に6月2日、気勢を上げる野党6党・会派の代表ら(C)朝日新聞社
(注)「でんわ勝手連」がどんなものかわからない方は、こちらをご覧いただきたい。 http://zero.denwa-katteren.jp/cake/denwa_web/users/reconfirm/08105f2d9e748b83300d6890dac09eb8b62a9f1a フェイスブックやツイッターをやっていない人でも、メールアドレスを登録すれば参加できる仕組みだ。登録するとメールが送られてくるので、そこにあるリンク先をクリックすれば、ログインできる。そこで現れた画面上で自分が参加したい選挙を選べば、すぐに電話番号が表示され、電話かけに参加できる。電話した後、その結果を書き込む仕組みになっている。非常によくできたシステムだ。社会勉強だと思って、実際にやってみれば、結構楽しいものだということがわかる

 安倍晋三総理が、土俵際でしぶとく粘っている。森友も加計も決定的証拠が出てきたのだが、安倍総理は意に介さない。驚くべきことに、安倍総理には、政治家として、あるいは人間としての倫理観というものはないらしい。彼の頭にあるのは、「警察に捕まるかどうか」だけ。捕まらない限り、何をしても、ちょっと謝れば済むと思っているようだ。

【でんわ勝手に興味がある人はこちら】

 こんなところに退陣ラインを設定されたら、強制捜査権のない野党や市民には、手も足も出ない。

 モリカケ問題のテレビでの視聴率も徐々に下がり、今は、日大アメフト部騒動の前に霞んでしまいがちだ。

 そんな状況の中で、前回の本コラム、「安倍政権の命運決める新潟県知事選 カギを握る小泉親子」でも書いたが、新潟県知事選(5月24日告示・6月10日投票)がそのタイトルのとおり、安倍政権の命運を決する戦いになってきた。そこで、今回は、この選挙戦の最新情報を交えながら、前回指摘した与野党の駆け引きが、その後どう進展しているのか、そして、安倍政権が倒れるシナリオがあるとすればそのカギは何かについて分析してみたい。

■自公の作戦は"ステルス"、利益誘導・締め付け、抱き付きの3本柱

 前回指摘した、自公側の安倍・二階隠しは今のところ奏功しているようだ。花角英世候補は、街宣では与党色を極力消して、県民党をアピールしている。与党の影を消し、安倍不人気の影響を遮断する「ステルス作戦」の一面である。もちろん、国政の話題は極力回避し、与党支持層と中間層への受けを狙って、「日本海縦貫新幹線構想」や道路などのインフラ整備などを提唱して、経済的な利益で人気取りに徹している。こうした与党による利益誘導的な動きは、街宣よりも裏での業界団体への働きかけで顕著だ。単に餌で釣る「利益誘導」だけでなく、もし、与党候補が負けたら、補助金は大幅に削られ、公共事業の配分でも差別されるぞと脅しをかける「締め付け作戦」も強力だ。自民党の党本部からは、6月1日前後に塩谷立選対委員長、竹下亘総務会長、河村建夫衆議院予算委員長ら大物議員が新潟入りし、業界団体に対してさらにはっぱがかけられたようだ。もちろん、街宣はしない。まさにステルスである。その締め付けは、過去に例を見ないくらい激しく、期日前投票の働きかけなども含め、かなりの効果を上げていると言われている。


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