36歳過ぎの社畜は量産型ザク? シャア専用ザクを目指すべき理由 (1/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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36歳過ぎの社畜は量産型ザク? シャア専用ザクを目指すべき理由

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山本一郎氏(撮影:ONE PHOTO/Y.Arai)

山本一郎氏(撮影:ONE PHOTO/Y.Arai)

対談する山本一郎氏(左)と村上アシシ氏(撮影:ONE PHOTO/Y.Arai)

対談する山本一郎氏(左)と村上アシシ氏(撮影:ONE PHOTO/Y.Arai)

半年だけ働く。

村上アシシ著

978-4023316461

amazonamazon.co.jp

 経営コンサルタントとして半年で1000万円稼ぎ、残りの半年は著述家、サッカーのプロサポーターとして過ごすという村上アシシ氏。タイトルずばり、『半年だけ働く。』を出版した村上氏に、個人投資家で作家の山本一郎氏が物申す! ひとつの会社にしがみつくことは幻想、もっと自由にフリーランスと会社を行き来すればいいという村上氏に対し、山本氏は「サラリーマンにも辞められない理由がある」と語るが……。

【対談する山本一郎氏と村上アシシ氏】

*  *  *
山本一郎(以下、山本):「一回会社を辞めてみればいい」というのはわかります。すごくわかるんですが、辞められない理由もある。大きいのは、子育てと介護です。特に介護している人は会社を離れたら終わるという認識があり、“したいことのために会社を離れる”ことより、“しなければならないことがあるので会社を離れられない”という現実がある。もっと人生楽しみたい。組織で評価される仕事をしたい。だけど介護のために6時半に会社を出なきゃいけない。子どもが熱を出したので仕事を休まないといけない。自分のやりたいことをやるために働き方をデザインするのも大事な観点ではありますが、“自分の生活で起きてしまったこと”から人生をどう防衛するかも切実な人が一定数いるのも事実じゃないでしょうか。

村上アシシ(以下、村上):僕の父は昨年、末期がんになって、在宅緩和ケアに移行してから10日で逝ってしまいました。今のフリーランスの働き方だったからこそ、最後の1週間は24時間ずっと実家で付き添って介護することができたし、最期を看取ることもできた。確かに介護が1、2年続くとなると話は別で、会社にいて介護休暇をもらって給料を得ながら介護したほうがいいと思う。そこはケース・バイ・ケース。

山本:子育ての問題も大きくキャリアに立ちはだかります。私の場合は、介護と並行して育児があるけれど、不動産や株式の配当の上がりで食えるセミリタイア状態なので、時間を自由にやりくりできます。自分の人生とは別の人生を預かる以上、どこかで妥協しないとならないな、と。背負う荷物の重量が増える、これは人生の縦軸の問題。そして、時間という横軸の問題もある。自分は今年45歳で15年後も同じように稼げるかはわからない。病気するかもしれないし、家内が具合悪くなったりする可能性もある。いま手掛けている投資だって、直下型地震でも来ておじゃんになるかもしれません。確かに人生を楽しみたいけれど、今の生活を充実させることが、将来に対して最適解なのか考えると気落ちするんです。


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