ダルビッシュ、危険すぎた速球勝負 大一番でショッキングな4被弾… (1/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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ダルビッシュ、危険すぎた速球勝負 大一番でショッキングな4被弾…

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ダルビッシュにとってこの試合がシーズン最後のマウンドになってしまうのか(写真:Getty Images)

ダルビッシュにとってこの試合がシーズン最後のマウンドになってしまうのか(写真:Getty Images)

 まさかの4被弾――。テキサス・レンジャーズのダルビッシュ有にとって、MLBプレーオフ自身2度目となる先発マウンドは悔しい結果となった。

 現地時間10月7日にテキサスで行われたアメリカン・リーグ地区シリーズ、トロント・ブルージェイズとの第2戦で5回を投げて5安打、1四球で5失点。2回にはトロイ・トロイツキーに2ランを許すと、5回の1イニングでケビン・ピラー、エセキエル・カレーラ、エドウィン・エンカルナシオンに何と3本のソロ本塁打を打たれてしまった。

「ダルビッシュにとってショッキングなイニングになっています」

 この試合を放送した米TBS局のアナウンサーは、5回途中に思わずそう述べていた。このゲームを見ていた多くのファンも同じような思いを抱いたのではないか。

 ダルビッシュはそれほど被本塁打が多い投手ではない。メジャー2年目の2013年こそ26本のホームランを許したが、12年、14年、そして今シーズンも14本以下。そのピッチャーが自己最多、メジャーのポストシーズン史上でも最多タイとなる1試合4被弾を許したのだから、チームにとっても大誤算と言うしかない。

 5回までで1−5とリードされ、レンジャーズは意気消沈。以降の追い上げも及ばずに3−5で敗れ、これで今シリーズは地元での2連敗で王手をかけられた。今季リーグ最高勝率を残した強豪が、早くも絶体絶命の立場に追い込まれたのである。

「変化球を両コーナーに上手く使えば、ダルビッシュはブルージェイズ打線を抑えられる。軸になる3つの球種(速球、スライダー、カーブ)、中でも特に変化球の制球が大事だ」

 試合開始前、この試合の現地コメンテーターを務めたペドロ・マルチネスは、ダルビッシュにとってのポイントをそう指摘していた。

 この日のダルビッシュは球威自体はあるように見えたが、速球、変化球ともにコマンド(制球力)は今ひとつ。トロイツキーに対しては0ストライク2ボール、ピラーには1ストライク2ボール、カレーラには1ストライク1ボール、エンカルナシオンには1ストライク2ボールと、すべて打者有利のカウントにしてしまい、その後の真っ直ぐを狙い撃たれた。


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