第1195回 老いた猫が面倒見てくれて 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

第1195回 老いた猫が面倒見てくれて

バックナンバー

このエントリーをはてなブックマークに追加

 6年前の4月、近所の猫仲間から野良ちゃんが産んだ子猫を見に来ないかと誘われました。
 前年に15歳と18歳の猫を相次いで亡くし、残っているのは20歳と15歳の老猫2匹。
 3匹いた子猫のうち1匹は野良猫母さんのために残したいとのことで、結局2匹をもらいました。
 幸い先住猫が面倒を見てくれ、雌のナナ(写真右)も、雄のカイ(同左)も順調に成長しました。
 ナナは活発で、夜、ガラス戸に映る自分の姿に横飛びでぶつかっていき、先住猫が高いところを飛びまわるのを尊敬のまなざしで見ていました。
 一方、カイは甘えん坊で、お世話をしてくれる猫にくっつき、おなかをフミフミするのが大好き。
 1年あまり後、先住猫2匹は、子猫たちが元気に成長したのを見届けたかのように旅立ちました。
 わが家では今まで十数匹の猫と生活してきましたが、それぞれに特技がありました。
 ナナとカイの特技は物を運ぶこと。これは以前の猫にはありませんでした。
 朝起きると、ダイニングテーブルの下に玄関から運んだ靴などが置いてあることがあり、2階から大きな枕をくわえてくることもあります。ナナの仕業です。テーブルの下は獲物置き場なのでしょう。
 ちょっと太めになったナナは、飛びまわるのは苦手になりました。
 一方、カイは、おもちゃ箱からお気に入りのヒモをくわえてきて「遊ぼう」と催促します。新聞を読んでいたり何かをしていたりすると、その上に乗ってきて邪魔をします。
 そして相変わらずの甘えん坊で、朝は30分ぐらい抱っこをせがみます。夜寝るときは、毛布の上からフミフミのマッサージをしてくれるカイです。

(松村光子さん 茨城県/71歳/気ままな生活者)

【原稿募集中!】
「犬ばか猫ばかペットばか」では、みなさまからの原稿をお待ちしております。
原稿は800文字程度で、ペットのお写真を添付のうえ、下記メールアドレスまでご送付下さい。
必ず名前、住所、年齢、職業、電話番号のご記入をお願い致します。

尚、掲載は本コーナーと「週刊朝日」の誌面となります。謝礼は6千円。
mypet@asahi.com
※著作権は本社に帰属します


(更新 2016/9/29 )


バックナンバー

コラム一覧

続きを読む

おすすめの記事おすすめの記事
関連記事関連記事
あわせて読みたい あわせて読みたい