品川線と同時開業した金杉線を品川駅前に向かう1系統の都電。国鉄(現JR)東海道新幹線の姿も見える。高架橋の先に見える新橋五丁目停留所にも先行する都電の姿が写っている。新橋~新橋五丁目(撮影/諸河久:1967年9月12日)
品川駅前で折り返す1系統三田行きのPCC車。画面左上空に品川駅前~池袋駅前を結ぶトロバス102系統の架線が見える。国道上にはUDエンジンを搭載した民生産業製のコンクリートミキサートラックが走っている。(撮影/諸河久:1963年3月21日)
1958年5月の猿江線延伸時に新設された錦糸町駅前のターミナル風景。28系統は右側の安全地帯、36系統は左側の安全地帯からそれぞれ発着した。朝のラッシュ時には、乗切れなかった乗客が車道に溢れる賑わいを見せていた。(撮影/花上嘉成:1968年9月23日)
隣接停留所との距離が一番長かった溜池線の若葉一丁目~赤坂見附を走る3系統品川駅前行きの都電。この区間の名物だった喰違見附トンネルの専用軌道は首都高速道路工事の進捗で、1963年7月から単線の迂回運転に切替えられた。(撮影/諸河久:1963年7月21日)
万世橋折り返し線東端に設置された秋葉原駅西口停留所で降車扱い中の13系統の都電。画面左奥の万世橋警察署付近に所在する万世橋停留所との距離は最短の80mしかなかった。(撮影/諸河久:1965年11月17日)