「大学はジャングルと一緒。そこで生きる皆がおもろいことをやれば、活気づく」と語る(撮影/楠本涼)
山極は子どもの頃に児童文学の「ドリトル先生」シリーズを読み、「動物と会話できたらいいな」と思ったという。「僕は今、ゴリラと言葉ではなくしぐさや表情で話せるようになりました」(撮影/楠本涼)
学生時代から研究室の仲間と通って議論した京都・木屋町のバー「ミック」で。以前の店舗は理学部のすぐ近くにあり「京大の霊長類学はミックで育ったと言っても過言ではない」と語る(撮影/楠本涼)
アフリカで現地の人々と過ごした学生時代の写真。40年に及ぶ研究で、ゴリラの群れの新生や、メスの子連れ移籍、チンパンジーとの共存様式の発見など、数々の重要な成果を上げてきた(撮影/楠本涼)
「シルバーバックはえこひいきをせず、群れの仲間すべてに平等に接する」。山極はゴリラから学んだことを、研究とともに大学経営にも生かしている(撮影/楠本涼)