画質を攻めるAPS-C用大口径広角ズーム
奥行きを感じる大口径らしい仕上がり。絞り開放のため周辺部が落ちた再現になったが、悪くはない。ピントはシャープでメリハリがある●16ミリ時・PENTAX KP・絞り優先AE(絞りf2.8・3200分の1秒)・ISO200・AWB・RAW
超広角域とはいえ、周辺まで破綻が少ない再現。広角特有のゆがみも感じない。円形絞り採用で、短焦点側f4.5まで、長焦点側f5.0までが軟らかなボケ味が得られる目安となる●11ミリ時・PENTAX KP・絞り優先AE(絞りf2.8・80分の1秒・+0.3補正)・ISO800・AWB・JPEG
描写性だけでなく使い勝手もよい。AF作動はスムーズで滑らかである。ここではf5.6まで絞ったことで、いっそう整った再現になった。個人的にはあまり絞り込みすぎないほうが好みだ●18ミリ時・PENTAX KP・絞り優先AE(絞りf5.6・800分の1秒)・ISO200・AWB・JPEG
新機構のフォーカスクランプ機構。ONにするとピントが固定され、フォーカスリングを回しても動かない。不用意なピントのズレを防止するのに有効だ
新デザイン採用のレンズバッジ。APS-Cサイズ一眼レフ専用レンズとしては初となり、新たな世代の始まりを示している