街灯の明かりもわずかで肉眼では色が判別できないほど暗く、AFの対応限界も超えているのでMFで撮影。画質は問えない最高感度だが、実用性は感じる●FE 24-240mm F3.5-6.3 OSS・240mm時・絞り優先AE(絞りf6.3・60分の1秒)・ISO40万9600・AWB・JPEG
風景の撮影なら、高画素機でというのは、間違いではないが、α7S IIの1220万画素も侮れない。木々の描写も難しい状況だが、不自然にディテールがあいまいになることもなく写真として不満のない細部描写。平板な印象にならないのは、色彩の独時な密度感が理由だろう●FE 24-240mm F3.5-6.3 OSS・105mm時・絞り優先AE(絞りf6.3・50分の1秒・−0.7補正)・ISO100・AWB・JPEG
広いダイナミックレンジも特徴のα7SII。水面のさざ波や逆光に浮かぶ雲のなめらかなグラデーション表現が心地よい。加えて暗部が「墨っぽく」ならないところも魅力だ。露出補正ダイヤルの使いやすさと併せてローキーな表現も積極的に楽しみたい●FE 24-240mm F3.5-6.3 OSS・24mm時・絞り優先AE(絞りf8・400分の1秒・−1.7補正)・ISO100・AWB・JPEG