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今年で10回目を迎える「AKB48選抜総選挙」は、「SKE48」の松井珠理奈が悲願の1位に輝いた。
【写真】ステージ3の乳がんと闘病中の元SKE48・矢方美紀さんの今
”世界選抜総選挙“と銘打たれた今年の総選挙は、海外姉妹グループにも門戸を開放し、海外姉妹グループ勢の動向にも注目が集まる一方で、昨年Vの「HKT48」の指原莉乃、「AKB48」の柏木由紀、「NMB48」の山本彩ら選抜常連組が出馬を辞退。
そうした中、以前に当サイトのコラムや例年論客を務めている「AKB48総選挙 公式ガイドブック」では、開票イベントが開催される名古屋を拠点とする「SKE48」勢のさらなる躍進、世代交代という2つを今年の「総選挙」のポイントとしてあげさせて頂いた。
過去最多となる383万6652票の総投票数が世界中から集まり、激戦が繰り広げられる中、結果は19万4453票を獲得した珠理奈が1位、続く2位にも須田亜香里が入り、「SKE48」勢がワンツーフィニッシュを決めたほか、計5人のメンバーが選抜入り。
また、次世代エースとして「AKB48」の10周年記念シングル『君はメロディー』で卒業生の前田敦子、大島優子を従えてセンターを務めた「HKT48」の宮脇咲良が3位、昨年の総選挙で速報1位になり一躍“シンデレラガール”として注目を集めた国内後発グループ「NGT48」の荻野由佳が4位になったほか、「AKB48」と「STU48」を兼任する岡田奈々(5位)が初の“神7”入りを果たし、「HKT48」の16歳コンビ“なこみく”こと矢吹奈子(9位)と田中美久(10位)が揃って初の選抜入りを果たすなど、今年の「総選挙」はこれまで以上に世代交代も色濃く反映されたように思う。
1位に輝いた珠理奈は、まだ21歳ながら「SKE48」、AKB48グループを牽引してきた功労者の一人。
08年に弱冠11歳で「SKE48」に1期生として加入すると、デビューしてすぐにリリースされた「AKB48」の10thシングル『大声ダイヤモンド』で、当時のエースの前田敦子とともにWセンターを務めた。