女優・有村架純(24)の姉で、タレントの有村藍里(27)が1月27日深夜に放送された「俺の持論」(テレビ朝日系)に出演。誹謗中傷されるなかで学んだ「持論」を披露した。16歳から「新井ゆうこ」という芸名でグラビア活動をしていたが、全く無名だった藍里。一方、妹の架純は女優として大ブレイク。そんななか、2015年に不本意にも架純の姉であることが報道されると、「売名」「ブス」と心ない声が殺到した。これにショックを受け、藍里は約3カ月間、芸能活動を休止し「妹に迷惑を掛けられない」と芸能界からの引退を一時は決断。だが、妹から「私のことを気にして、お姉ちゃんが好きなことをできないのは嫌」と言われ、芸名から本名の有村藍里に戻して活動を再開したのだ。さらに、自ら「ブス」と認めるなど、隠さずに自分をさらけ出すことでファンも徐々に増えていったという。
現在、バラエティー番組への出演が増えている藍里だが、実際、彼女に対してネット上ではアンチだけでなく「自分のことがわかってるし、悪い人ではない」「人気が出たらいいな」と応援する声も増えている。もちろん、「有村架純の姉」として出演することがほとんどだが、何より等身大の自身を見せられるということはメンタルが強い証拠。姉妹について、女性誌の編集者は「根本的に2人とも精神的に強い」と話す。
「昨年11月、『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)に初出演した藍里ですが、紹介されるやいなや、『残念なほうの姉です』と自虐ネタを披露しました。エゴサーチをすると『ブス』と出てくるそうで、少しでもかわいく見せるため『自撮り詐欺をしています』とぶっちゃけ、SNSに投稿する自撮り写真についても『頭の形から爪の形まで全部修正している』と告白したんです。さらに、共演者から『修正することで実物と違うと言われても大丈夫なのか』と問われ、『全然いいです。どうせブスなんで』と言い放ち、笑いを誘っていました」
ルックスに対する自虐に加え、自撮りの修正まで打ち明ける藍里。肝が据わっているどころか、もはや覚悟を決めた印象さえ感じる。一方、妹の架純についても「事務所に何度も履歴書を出し続けていた」と明かすのはスポーツ紙の記者だ。
「中学3年生の時に女優を志した架純ですが、現在所属している事務所に応募し続けてデビューできたんです。落とされるたびに履歴書の書き方などを研究し、ようやく高校2年生で合格。その後も鳴かず飛ばずで、反省会で怒られて泣くこともあったそうです。『翌日まで落ち込んでいるのは嫌だ』と、次の日には平然としていたとか。本人曰く『簡単なことではめげない性格』なのだそうです」
妹も諦めない姿勢といい、癒やし系な見た目とは裏腹に芯の強い女性なのだろう。