ドン小西
ドン小西
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森雅子(法務大臣、参議院議員)/1964年、福島県生まれ。東北大学法学部卒。95年、弁護士に。99年には長女とともにアメリカに留学。帰国後、金融庁に入庁する。2007年、参院選に自民党から出馬して初当選。12年、内閣府特命担当大臣に、19年、法務大臣に就任。迷走発言が目立ち、たびたび野党のやり玉に=左は5月26日、右は12年12月27日 (c)朝日新聞社
森雅子(法務大臣、参議院議員)/1964年、福島県生まれ。東北大学法学部卒。95年、弁護士に。99年には長女とともにアメリカに留学。帰国後、金融庁に入庁する。2007年、参院選に自民党から出馬して初当選。12年、内閣府特命担当大臣に、19年、法務大臣に就任。迷走発言が目立ち、たびたび野党のやり玉に=左は5月26日、右は12年12月27日 (c)朝日新聞社

 迷走発言が目立ち、たびたび野党のやり玉にあがる森雅子法務大臣。ファッションデザイナーのドン小西さんがファッションチェックした。

【写真】今回チェックした森雅子法務大臣のファッションはこちら

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 このセンセイは7年前にも取り上げたことがあるんだけどさ。昔(2012年)の写真をあらためて見て驚いたよ。マスクで顔の半分が見えないとはいえ、まるで別人だもの。しかも、なぜか昔より若く見えるという珍しいタイプ。これで55歳って、普通ならうれしい印象だろうけど、この人は政治家だろ。自信のなさが目立って、マイナス要素でしかないよね。

 これにはファッションの影響も大きいな。ジャケットの襟は、ラウンドカラーから襟なしに変わっていたり、髪が黒くなっていたりするけど、肩パッド入りの白ジャケットにモノトーンのインナー、そしてネックレスという組み合わせは、昔とほぼ同じ。だいたいこの手の色の組み合わせは、自信満々で、求心力やオーラをバンバン出している人が着てこそかっこいい。かつての威勢はどこへやら。日に日に元気を失っているような人は、着ちゃだめだって。

 ま、弱ってるこの人にグッとくる、新規のおじさんファンもいるみたいじゃん。インナーをベージュに変えたり、いっそ髪をショートにしたりして、思い切ったイメチェンをおすすめします。

■評価は……?
2DON! 「モノトーンは着る人を選びます」
※満点は5DONです。

(構成/福光恵)

週刊朝日  2020年6月12日号