蒸し暑さは、来週のはじめでいったん収まりそう。来週の後半は平年よりも気温がかなり低い所も。熱中症だけでなく、気温差で体調を崩さないように注意が必要です。
来週のはじめは 蒸し暑い
梅雨前線が本州付近に停滞して、来週のはじめにかけては、暖かい空気が流れ込みます。このため全国的に平年よりも気温の高い所が多く、曇りや雨でも30度前後まで上がる所が多いでしょう。湿度が高いため、空気がまとわりつくような不快な暑さに感じるかもしれません。
来週のはじめにかけては、熱中症にならないよう、水分補給などの対策が必要でしょう。
来週後半 梅雨寒の所も
気圧配置に変化が出てくるのは18日(木)頃。低気圧が日本海に進み、オホーツク海で高気圧が勢力を強めて日本付近に張り出します。東北の太平洋側には、海を通って冷やされた湿った空気が流れ込みます。西日本や東日本の厳しい暑さは一段落して、北日本ではヒンヤリと感じられるくらいの所もありそうです。
きのう11日、気象庁から「低温に関する早期天候情報」が発表されている地域があります。
気温が平年よりかなり低くなる可能性があるのは
「中国地方」「四国」「近畿」「関東甲信」は6月18日頃から
「東北の太平洋側」6月19日頃から
気温の急激な低下で、風邪をひいたりしないよう、服装でうまく調節をして下さい。また気温の影響を大きく受ける農作物の管理などにも注意が必要です。