新連載「アエラ to SDGs」では、2030年までに達成するべき目標として国連が定めた17のゴールSDGs(エス・ディー・ジーズ)について毎回一つずつ写真で表現し、私たちが考えるべきこと・できることは何かをテーマにお届けします。
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水害を防ぐ「治水」が優先され、コンクリートで固められた風景が増え続けた日本の河川。だが生物の多様性を守り、暮らしに潤いを与えてくれる水辺の環境が見直され、豊かな自然と防災を両立する河川環境をつくる取り組みが全国に広がっている。河原は周囲より気温が数度低く、都市に涼しさを広げてヒートアイランド現象を軽減してくれる役割も期待できるという。(写真・加藤夏子/文・上栗崇)
※AERA 2020年6月22日号