日光を浴びると、体内でビタミンDが生成される。そうすれば骨が丈夫になるうえ、免疫機能も調節される。小魚やキノコ、レバーなどを食べてビタミンDを摂取するとともに、なるべく体内での生成も促したい。谷口さんが続ける。
「家の中で日光を間接的に浴びることも大事です。カーテンを開けて、できるだけ窓に近いところで過ごしてください」
またこの状況下、買い物の回数が減り、野菜や魚、肉など生鮮食品の摂取が足りなくなりがちだ。これを避けるため、
「野菜はゆでて冷凍にし、毎日食べられるように。魚は缶詰や干物を利用することをおすすめします」(谷口さん)
戦略的巣ごもり術で、冬の戦いをしのぎたい。(本誌・菊地武顕)
※週刊朝日 2021年1月22日号