秋篠宮家の長女・眞子さま(29)と小室圭さんの結婚問題。これだけ世間を騒がせていれば、お年頃の女性皇族のお相手に注目が集まるのは必然だ。旧皇族をお相手に望む声がふき出し始めた。
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「愛子さまの結婚相手を旧皇族からリストアップしているらしい」
そんな話が宮内庁周辺に流れている。
今年の12月1日、愛子さまは20歳の成年を迎える。例年ならば、この年の誕生日は宮殿行事デビューの日だ。皇居・宮中三殿に参拝し、宮殿では、ティアラなど宝飾品5点とローブデコルテの正装で、天皇陛下から宝冠大綬章が授与される。コロナ禍で一般参賀のお手ふりや晩餐会の機会はなさそうだが、単独公務も増え、ご両親を支えることになる。
皇室制度の研究者のひとりは、秋篠宮家の長女、眞子さま(29)の結婚問題で、皇室への敬愛の念は失われつつある、と話す。
「そうしたなかで愛子さまが成年皇族の仲間入りを果たす。しかも天皇家の内親王という格別の存在です。愛子さまに期待が集まるのは、自然な流れです」
宮内庁への抗議の電話は殺到し、職員は疲弊し切っている。ある職員は、こう話す。
「秋篠宮家を支える皇嗣職への苦情ばかりだ」
そうしたなかで聞こえてきたのが、冒頭の声だ。眞子さまや佳子さま(26)は、本人の意思で学習院から国際基督教大学(ICU)に進学し、悠仁さま(14)は、幼稚園から一貫してお茶の水付属の学校に通っている。 リベラルな家風は、好意的に受け止められた。
だが、眞子さまの結婚問題で状況は一転。さらに、内定者の小室圭さん親子の金銭トラブルに介入していたことが明らかになると、秋篠宮家への批判は過去にないほど高まった。
「ふたりの出会いが学習院ではなくICUであったことも、逆風材料になった」(前出の研究者)
一方で、皇族の学校という伝統を持つ学習院に愛子さまを通わせ続けた天皇家。19歳の誕生日では、愛子さまが高校を卒業するにあたり、源氏物語や枕草子など古典文学を読み、「平安時代の猫と犬―文学作品を通して―」と題するリポートを原稿用紙60枚倍近い分量でまとめたことがニュースになった。