

BTSが5月21日午後1時、全世界で同時リリースした「Butter」。同日に開かれたグローバル記者懇談会の様子をお届けする。全4回に分けた会見の3回目。
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司会:「Dynamite」ではパンデミックの中で全世界に肯定的なエネルギーを与えたいとおっしゃっていて、「Life Goes On」では勇気と希望を与えてくださいました。「Butter」ではどんな影響を与えたいと望んでいますか?
JUNG KOOK:「Butter」はとてもシンプルな曲です。夏に向けて、多く方が「Butter」と共に過ごしてほしいです。それだけで十分です。
司会:2020年は多くの点で大変な年でしたが、BTSがもっとも多くの成果を成し遂げた年でもありました。(Billboard Hot 100位、グラミー賞候補、「MAP OF THE SOUL O:NE」公演、2枚のアルバムなど)この12カ月間、ジェットコースターに乗っているような状況の中、どんな教訓を得ましたか?
J-HOPE:教訓と言えるかどうかわからないですが。このコロナの状況で計画が台無しになり、混乱し、不安になりました。計画にないデジタルシングルを発表することになり、アルバム制作をしながら、おめでたいこともたくさん経験しました。ジェットコースターのような経験をしましたが、不安なときに突破口となれるのは「音楽」ですね。このような経験をもたらしてくれたのも音楽でした。昨年一年を過ごして、音楽というものがとても大きな力を持っていると実感できました。これからも素敵な音楽を作り、みなさんにエネルギーを与えたいと思います。これまでに慣れていたのものへの恋しさもありました。(日常の)大切さを改めて感じました。
司会:ここ数年間、BTSは「RUN BTS」以外のバラエティ番組に積極的に出演していませんでしたが、最近では「You Quiz On The Block」やKBSのスペシャル番組に出演されています。何がこのような変化をもたらしたのでしょうか?
JIMIN:この変化というのは、スタンスが変わったのではなく、ぼくたちの計画が台無しになり、ファンのみなさんに会えなくなり、そんな中でぼくたちにできることは何なのか悩んでいたときに、番組にも出演したり、ファンのみなさんに向けたコンテンツを制作したりするようになりました。ファンのみなさんへのプレゼントになればと思いました。