きょう8日、東京都心では最高気温が30℃以上と、今年初の真夏日になりました。
東京都心で今年初の真夏日
きょう8日は、本州付近は暖かい空気が流れ込み、さらに高気圧に覆われて、たっぷりの日差しが降り注いだことで、気温がグングン上がっています。東京都心では、11時15分に最高気温が30℃以上となり、今年初の真夏日(最高気温30℃以上)になりました。
なお、昨年、東京都心で初の真夏日になったのは、6月9日で、最高気温31.0℃を観測しました。
この先の暑さは?
この暑さは、あすも続くでしょう。東京都心ではあすの最高気温は30℃の予想です。引き続き、暑さ対策を心掛けてください。
新しい生活様式における 熱中症予報行動のポイント
新型コロナウイルス感染拡大防止を心がけながら、新しい生活様式の中で、熱中症を予防するには、ポイントが5つあります。
①適宜、マスクをはずしましょう。屋外で、周りの方と、2メートル以上(十分な距離)離れている時は、マスクをはずして、休憩をとってください。その際、ウイルス感染対策は、忘れずに行いましょう。一方、マスクを着用している時は、激しい運動は避け、気温や湿度が高い時は、特に熱中症に注意が必要です。
②できるだけ、暑さを避けましょう。なるべく涼しい服装を選び、日傘や帽子を利用してください。少しでも体調が悪くなったら、涼しい場所や日陰へ移動しましょう。
③喉が渇く前に、こまめに水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。
④エアコン使用中も、こまめな換気を行いましょう。換気のためには、窓とドアなど2か所を開放したり、扇風機や換気扇を併用したりするのが、おススメです。換気をしたら、エアコンの温度は、こまめに再設定してください。
⑤日頃から暑さに備えた体づくりと、健康管理を行いましょう。「やや暑い環境」で「ややきつい」と感じる運動を、毎日30分程度行い、体温測定や健康チェックを習慣にしてください。もし、体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。
高齢者や子ども、障がいのある方々は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分注意してください。