編集者の依頼を受けて書く小説のほかに、島本理生さんには自ら一人で書き進めていく小説が7、8作に1作くらいの割合である。『憐憫』(朝日新聞出版 1540円・税込み)はそんな作品とし…

島本理生「本能的にひかれる人に出会うその瞬間を書きたいと思った」 新刊『憐憫』の続きを読む