15日の同番組では、フリーの唐橋ユミアナウンサーが「先週のスポーツコーナーで張本勲さんのコメントの中で女性及び、ボクシング競技を蔑視したと受け取られかねない部分があり、日本ボクシング連盟より抗議文が寄せられました。不快に思われた関係者のみなさま、そして視聴者のみなさま大変、申し訳ございませんでした」と謝罪。司会の関口宏が「私も会話の途中でも間違いを正せば良かったかということを反省をさせられました」と続けると、張本氏は「今回は言い方を間違えて反省しています。以後気を付けます」と謝罪した。一連の謝罪の発言で、張本氏がコメントした時間は5秒間もなかった。
SNS、ネット上では「放送を見ていましたが…関口氏が『先週の放送で不適切な発言がありました。では唐橋さん』て…まるで唐橋アナウンサーが謝罪をしているかのようでした。当の本人は本当に軽いタッチでの謝罪。これでは事態に対して火に油を注いでいるように感じました。何故降板にならないのでしょうか。不思議でしかありません。そして文章を読まされた唐橋アナウンサーに同情します(原文ママ)」、「番組を見ていたけど、なんで侮蔑発言をしていない唐橋アナが長々と謝罪するの?番組制作者の神経を疑うし、張本さんも『言い方を間違えた』で頑なに通そうとしている。こんな人にスポーツを評論してもらいたくないし、もう見たくないです(原文ママ)」などのコメントが。
アスリートや競技に対する敬意と愛情がなければ、辛辣な発言は視聴者の心には響かない。「言葉足らず」では、自分に甘すぎると指摘されても仕方ないだろう。(梅宮昌宗)