藤田ニコル(C)朝日新聞社
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 テレビや雑誌に引っ張りだこの人気タレント・藤田ニコル(23)。連日のようにバラエティー番組に出演する一方、本業のモデルとして「ViVi」の表紙を飾れば、完売するほどの人気を誇る。

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 彼女の芸能界デビューは、小学6年生でローティン向けファッション雑誌のオーディションでグランプリを獲得したところから始まる。以後、「Popteen」専属モデルを経て、現在は「ViVi」専属モデルとして活躍。デビュー以来、“本業”はずっとモデルなのだ。

「タレント」としてはいつ、どのようにブレークしたのかは意外と知られていない。テレビ情報誌の編集者はこう語る。

「ニコルさんがテレビでブレークしたのは17歳の頃。当時はギャルモデルのイメージが強く、おバカキャラを前面に押し出した『にこるんビーム』が得意技でした。しかし、いざバラエティーの平場に出ると、コメントの瞬発力が同性代でも群を抜いていた。現場ではとにかく礼儀正しいし、コメントはいつも芯を食っている。ほどなくおバカキャラのイメージは薄れていき、若者を代表するオピニオンリーダー的存在になっていったんです。有吉(弘行)さんら人気MCとの相性もよく、継続して番組に呼ばれ続けることで読者モデルから人気タレントに飛躍しました」

 当時、レギュラー番組は「ヒルナンデス!」(日本テレビ系)のみで、ほとんどは準レギュラーかゲスト扱い。それでいてテレビ露出が途切れなかったのは驚異的だ。以後、盟友のみちょぱ(池田美優)やゆきぽよ(木村有希)がテレビに出るようになっていくが、「バラエティー対応可能なギャルモデル」の礎を作ったのは、まぎれもなく藤田ニコルだ。

「タレントとしてブレークしながらモデルもやめなかったので、根強いファンがついています。だからテレビにも継続して呼ばれる。彼女が『ViVi』の表紙を飾るといつも以上に話題になりますし、実際に9月号は完売して話題になったわけですから、彼女が今まで積み上げてきたキャリアは間違ってなかったということでしょう」(前出の編集者)

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