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 安田大サーカスのクロちゃんが、気になるトピックについて“真実”のみを語る連載「死ぬ前に話しておきたい恋の話」。今回のテーマは「引っ越し」。「水曜日のダウンタウン」(TBS系)の協力もあり、15年ぶりに引っ越しをしたクロちゃん。新居は、以前の部屋よりも、かなりグレードアップしたようだが、なんとリビングと寝室には「水曜日のダウンタウン」が「カメラ」を仕掛けているという。「24時間365日」監視される刑務所のような暮らしだが、クロちゃんはまったく動じていないようだ。その理由とは?

【写真】もう見ることはできないクロちゃんの以前の部屋

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 先日、ボクは15年ぶりに引っ越しをした。「水曜日のダウンタウン」(以下:水曜日)を見てくれた人ならもう知っているよね。

 簡単に経緯を説明すると、ボクがこれまで住んでいたマンションが老朽化によって取り壊しになることが決まっちゃったんだ。で、その情報を聞きつけた「水曜日」がボクのために「物件探し」の企画をやってくれたってわけ。それだけ聞くと、「『水曜日』、優しいじゃん」って思う人もいるだろうけど、「物件探し」の企画に行き着くまでに、一人で無人島に行かされたり、危険な崖を登らされたり、海を泳がされたりと、過酷なロケをやらされてるから、ちょっとその優しさは複雑(笑)。まあでも、ボク一人だったら、こんなにスムーズに引っ越しできなかったと思うから、そこはほんとうに感謝してる。

 ちなみに、ボクが、これまで住んでいた部屋は、築60年を超える2DKのマンション。古い物件だったから、エレベーターなんてなかったし、外観はボロボロで、お化け屋敷みたいだった。これまで何度か女の子を連れてきたこともあったけど、どの子も「え…?ここなの?」みたいな、微妙なリアクションばかりだったね。「室内はリフォームされてるからキレイなんだよー」とかって、必死にごまかすのが大変だった。最近では、そうやってごまかすのもしんどいから、女の子を部屋に連れ込む時は、外観がはっきりと見えない夜にしていたからね(笑)。

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