AERA Money 2021秋号(AERA増刊)
AERA Money 2021秋号(AERA増刊)

■ドケチな桶井さんの「たまの」楽しみは

 節約して貯めたお金を20代の頃から株式投資に回し、一財産を作ったドケチなキリンこと、桶井 道さんだが、今はどんな暮らしを? 

「早期退職をしてのんびり……と思っていましたが、資産運用などをテーマにした原稿依頼をいただけるようになりました。お題に沿って書きながら、相変わらず投資も楽しんでいます。

『投資でFIRE』は流行のようになっていますが、投資に回すお金がないと、お金は増やせません。そして投資に回すお金は節約で作るのがよいと思います。

 飲まず食わずの暮らしをしろというわけではなく、まずはペットボトルではなくマイボトル(水筒)から始めませんか?

 節約の合間には自分が一番幸せになれることをして、ほっと一息。僕は素敵なホテルのラウンジやバーで過ごします(コロナ禍でしばらく行くことができませんが)。たまの贅沢は節約と投資を加速させるために必要です!」

◎桶井 道(おけい・どん)/節約FIRE評論家。最高年収460万円の会社員が節約と投資で1億円達成、47歳でアーリーリタイア。座右の銘は「ケチは財を成す」。ツイッター @okeydon

(「ワザ」の文・桶井 道、編集・中島晶子)

※『AERA Money 2021秋号』から抜粋

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中島晶子

中島晶子

ニュース週刊誌「AERA」編集者。アエラ増刊「AERA Money」も担当。投資信託、株、外貨、住宅ローン、保険、税金などマネー関連記事を20年以上編集。NISA、iDeCoは制度開始当初から取材。月刊マネー誌編集部を経て現職

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