友だちのつくり方がわからないという、小学3年生の女の子。日に日に、学校に行きたくないという気持ちも大きくなると悩んでいます。数多くの子ども向けライブを開催し、YouTubeチャンネル「おっぱっぴー小学校」も大人気の小島よしおさんが子どもの悩みや疑問に答えるAERA dot.の本連載。小島さんが提案する、今から友だちをつくる方法とは?
【写真】「大学4年間で友達ゼロだった」と告白した早稲田卒の人気芸人はこの人* * *
【よしおの答え】
友だちがなかなかできなくて、つらい気持ちで心のなかがいっぱいいっぱいなんだね。話しにくいことを、よしおに話してくれてありがとう。友だちづくりって、難しいよね。僕も、高校生や大学生になって、周りが初対面の人ばかりのとき、友だちをつくるのに苦労したなあ。
友だちって、1人目をつくるのがすごく難しいよね。逆に言うと、ひとり友だちができれば、その友だち伝いに、友だちの輪が広がっていく。クラス全員が初対面なら、みんなが同じく勇気を振り絞って誰かに話しかけないといけないけど、君の今の状況を想像すると、きっとクラスのなかでも仲良しグループがある程度できてきているのかな? そうすると、友だちづくりのハードルはだいぶ上がっているのかもしれないね。
学校に行きたくない気持ちが日に日に大きくなっていても、毎朝勇気を出して学校に通っている君はとってもえらい! 君と同じように、なかなか友だちができなくて悩んでいる子って、日本中の小学校にたくさんいると思うんだ。もし全小学校のクラスのなかに、君と同じ状況の子がいるとしたら、何人くらいになるだろう? 小学校って全国にいくつあると思う? きっと数えられないくらいあるから、そのクラス分、同じ状況の子がいると思うと、めちゃめちゃ多くない? それだけたくさんの仲間がいると思ったら、心強いんじゃないかな。「よしお、何言ってるの?」って思うかもしれないけど、そういうひろーい視野で考えてみれば、君は絶対にひとりぼっちじゃないよ!?
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