エルトン・ジョン、新型コロナ陽性により米ダラス公演を延期
エルトン・ジョン、新型コロナ陽性により米ダラス公演を延期
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 エルトン・ジョンが新型コロナウイルス陽性となったため、現在実施している【Farewell Yellow Brick Road】ツアーの米ダラス公演を延期したことがわかった。

 現地時間2022年1月25日、エルトンはインスタグラム・ストーリーズで「皆さん、私が新型コロナウイルスに感染したため、ダラスでの公演を延期しなければならないことをお知らせします」と綴った。「チケットをお持ちの方は、すぐに新しい日程の連絡があります。公演を延期するのはいつも大変残念で、このことで不便をおかけする方には本当に申し訳ございません。ですが、私自身と私のチームの安全を守りたいのです」と続けた。彼の症状は軽く、今週末29日に予定されている米アーカンソー州での公演は行う予定だと述べた。「いつものように、皆さんの愛とサポートに感謝し、すぐにお会いするのが待ちきれません」と締めくくった。

 【Farewell Yellow Brick Road】ツアーは2018年に始まったが、新型コロナウイルスのパンデミックのため、他のツアーと同様に一時中断となった。2022年の幕開けとして、エルトンは米ルイジアナ州ニューオーリンズでの完売公演でツアーを再開した。

 同ツアーは2019年に業界全体での記録を更新し、2020年末までに行った47公演で約80万枚のチケットを販売し、1億ドル(約114億円)以上を売り上げた。これにより、エルトンは米ビルボード・ボックススコアに報告された数字を元に、2020年の興行収益トップとなった。

 ツアー名が示すように、この世界規模のツアーが彼の最後のツアーとなる。2023年に予定されている最終公演で、彼は数十年にわたるツアー活動から引退する。