故ミート・ローフ、死後数日間に全米でのストリーミングが2,583%増加
故ミート・ローフ、死後数日間に全米でのストリーミングが2,583%増加
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 2022年1月20日死去した故ミート・ローフの過去作のストリーミング再生数が、死後数日間で全米で2,583%上昇し、楽曲やアルバムのセールスも大幅に伸びた。

 MRCデータに報告された第一報によると、ミート・ローフの逝去が報じられた1月21日から23日にかけて、彼の楽曲のオンデマンド・オーディオ/ビデオ・ストリーミングが1,590万回に達した。これは1月18日から20日までの数字より593,000回多い。

 最も再生されたのは、1993年の『地獄のロック・ライダーII~地獄への帰還』(Bat Out of Hell II: Back into Hell)に収録されている「愛にすべてを捧ぐ」(I’d Do Anything for Love (But I Won’t Do That))で、21日~23日の期間中に320万回再生された(18日~20日の186,000回から1,645%増)。

 次に多かったのが、彼の1977年のデビュー・アルバム『地獄のロック・ライダー』に収録されている「ロックンロール・パラダイス」(Paradise by the Dashboard Light)で、21日~23日の間に310万回再生され、18日~20日の147,000回から1,976%増だった。

 そして、同アルバム収録曲「66%の誘惑」(Two Out of Three Ain’t Bad)が190万回で1,856%増、タイトル曲「地獄のロック・ライダー」が160万回で4,399%増と続いている。

 一方、ミート・ローフの過去作のデジタル・セールス(ダウンロード)は、21日~23日の間に54,000DLを記録、これは18日~20日のごく少量と比較して21,298%の増加だった。こちらもトップを走るのは「愛にすべてを捧ぐ」で17,000DL、次が「ロックンロール・パラダイス」と「66%の誘惑」でそれぞれの11,000DLとなっている。

 アルバムは、21日~23日の間に19,000枚が売れ、こちらも18日~20日のごく少量と比較すると11,856%の増加だった。最も売れたのは『地獄のロック・ライダー』の13,000枚で14,941%増、次いで『地獄のロック・ライダーII~地獄への帰還』の3,000枚で14,195%増、そしてベスト盤の『The Essential Meat Loaf』が1,000枚で44,700%増だった。

 12枚のフル・アルバムをリリースしたミート・ローフは、1978年から95年の間に7曲の全米TOP40ヒットを放ち、この内「愛にすべてを捧ぐ」が1993年に米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で5週にわたり首位を獲得した。同アルバム・チャート“Billboard 200”では、この曲が収録されている『地獄のロック・ライダーII~地獄への帰還』が唯一のNo.1だが、TOP40には6作送り込んでいる。