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7日(月)の関東は、平野部ではスッキリ晴れますが、注意点が2つあります。1つは、空気の乾いた状態が続くこと、もう1つは、日差しがあっても昼間も空気が冷たいことです。火の取り扱いに注意して、換気をしながら加湿も心がけるとともに、日中もしっかり暖かくして、お過ごしください。

注意点①「空気の乾いた状態が続く」

7日(月)の関東は、平野部では広く晴れるでしょう。寒気の影響で、群馬県北部の利根・沼田地域では、昼前まで雪が降りますが、天気は回復へ向かいそうです。

そこで、注意点が2つ。

1つは、空気の乾いた状態が続くことです。東京都心では、1月27日以来、最小湿度が20%台や30%台という日が続いていますが、7日(月)も空気は乾燥したままでしょう。

7日(月)午前6時現在、関東の広い範囲に「乾燥注意報」が発表されています。火災の発生しやすい気象条件は、7日(月)夜にかけても続きますので、お出かけ前やお休み前には、暖房器具など、火の元の確認を忘れないでください。

また、空気が乾燥すると、新型コロナウイルスやインフルエンザなどの飛沫感染のリスクが高まるおそれがあります。感染予防として、以下の2つの対策が、おすすめです。

①換気をする場合は、空気の流れを作るのに、2つの方向の窓を開けるのが効果的です。また、開けている窓の近くに暖房器具を置くと、室内の温度が急に下がるのを防げます。部屋がいくつもある場合は、人がいない部屋の窓を開けて、廊下などを経由して、少し温まった新鮮な空気を部屋に取り込むのも良いでしょう。台所や洗面所の換気扇を常に運転するのも、方法の一つです。

②換気をしながらの加湿も重要です。加湿器を使うだけでなく、洗濯物や濡らしたタオルなどを部屋の中に干すだけでも、室内の湿度を上げることができます。ただ、加湿のしすぎには注意が必要です。窓などが結露した場合は、そのまま放置しないで、こまめにふき取ってください。

注意点②「日差しがあっても空気が冷たい」

もう1つの注意点は、日差しがあっても空気が冷たいことです。

最高気温は、6日(日)と同じか、やや高いですが、それでも10℃に届かない所が多いでしょう。横浜や水戸、宇都宮は4日連続、前橋は3日連続して一桁になりそうです。東京都心は10℃の予想ですが、北風が続くので、体感温度はほとんど一桁でしょう。

体を冷やして、体調を崩さないようお気をつけください。