現地時間2022年2月16日、【レコード・ストア・デイ】(RSD)がテイラー・スウィフト、故プリンス、マライア・キャリーといったアーティストのアナログ・レコードを含む今年のリリース作品の一覧を発表した。
初代【RSD】グローバル・アンバサダーに就任したテイラー・スウィフトは、『フォークロア』のボーナス・トラック「ザ・レイクス」の7インチ・アナログ・レコードをリリースする予定で、B面には同曲のオーケストラ・バージョンが収録される。さらに、彼女は女性のアーティストと音楽業界人を称え、非営利団体We Are Moving the Needleのために資金を調達するチャリティー・ベネフィット・コンピレーション・アルバム『Portraits of Her』にも参加する。
一方、故プリンスの1995年のアルバム『ゴールド・エクスペリエンス』の特別プレスが発売され、マライア・キャリーによる1998年のベスト・アルバム『ザ・ワンズ』が初めてアナログ・レコードしてリリースされる。他にも、セイント・ヴィンセントの映画『The Nowhere Inn』のサウンドトラック、A面にマーク・ロンソン・バージョンの「メイキング・ア・ファイア」、B面にプリザベーション・ホール・ジャズ・バンド・バージョンの「チェイシング・バーズ」を収録したフー・ファイターズの7インチ・アナログ・レコード、故デヴィッド・ボウイの死後にリリースされた2作品(『ブリリアント・アドヴェンチャー[1992-2001]』と先月発売の『トイ:ボックス』)のアナログ・レコード、ケイシー・マスグレイヴスの『スター・クロスト』、ニッキー・ミナージュによる2009年のミックステープ『ビーム・ミー・アップ・スコッティ』、マドンナ主演映画『フーズ・ザット・ガール』のサウンドトラックなどの特別アナログ・レコードがリリースされる。
【RSD】共同設立者のキャリー・コリトンは声明で、「この数年間行ってきた【RSD】Dropsは、私たちが今までしてきたことの焦点を変えました。その日(【RSD】)の一部になるのではなく、リリース作品リスト自体が焦点になっていました」と述べた。「それは必要とされる収入と在庫、そして素晴らしい音楽を店舗とお客様のコレクションに届けるための方法でした。私たちはこれらの日を【RSD】と呼びませんでした。なぜなら、それは【RSD】ではなかったからです。全く異なっていましたが、そうする必要がありました」と説明した。
さらに彼女は、「今や、店は学び、適応し、“伝統的な”【RSD】の要素を復活させる準備ができていると思いますーバンドやビール、楽しみ、人々、そしてパーティーのあらゆる好きな部分を、自分たちやお客様が心地よく過ごせる方法で提供できると信じています。また、店自体に焦点を当て、そのコミュニティで年間を通じて彼らが行っていることを祝うことが重要だと強く感じています」と続けた。
【RSD】の公式サイトでは、リリースされる作品の完全な一覧を見ることができる。