この春もいよいよ桜のシーズンへ。この先も各地から桜開花の便りが届く予想です。ただ、この時期らしく、日々の気温の変化が大きくなるため、体調管理に注意が必要です。
開花ラッシュへ
きょう20日は、熊本や東京で桜の開花の発表がありました。この先も各地で桜の開花が進んでいき、あす以降、続々と開花の便りが届きそうです。
日本気象協会の最新の桜開花予想では、名古屋であす21日、大阪で23日など、開花が間近となっています。
きょうまでの開花の傾向を見ると、いずれの地点も平年より少し早い開花で、ほかの地点でも平年並みか平年よりも早い開花となりそうです。
気温変化が大きい
この先の気温の推移をみると、連休明けの火曜日を中心に一時的に寒の戻りがあります。水曜日にかけて広い範囲で雨も降るため、かなり寒く感じられそうです。
その後、気温は週後半にかけて上昇傾向で、西日本から東日本では、次の週末は日中の気温が20℃くらいと、暖かくなりそうです。
連休明けの寒の戻りを過ぎると大阪などで開花する予想のほか、すでに開花を観測している所では、次第に見頃を迎えてくる見込みです。
ただ、日々の気温の変化だけでなく、一日の中でも寒暖の差が大きくなります。桜を見に外出する機会が増えると思いますが、調節のしやすい服装をして、体調を崩さないように注意が必要です。
満開はいつ頃?
桜の開花から満開になるまでの日数は、九州~関東で例年、大体8日~10日前後です。
すでに桜の咲いている福岡では27日、きょう開花の発表があった東京では26日予想と、今月末ごろまでには満開を迎える見込みです。