あす21日(木)も、一部で花粉の飛散量は増えそうです。4月下旬に入り、花粉の季節は終盤を迎えていますが、この先一週間を見ても東京で「非常に多い」予想の日もあり、まだまだ対策が必要です。
東京はまだ「非常に多い」日あり
あす21日(木)も、花粉に注意が必要です。一番上の図を見ると、あす21日午前6時のヒノキ花粉の飛散予測では東日本の一部でまだ、色の濃い部分があります。あすは、西から天気が崩れるため、全国的に花粉は「やや多い」程度ですが、油断なさらずに対策を続けましょう。
週間花粉情報を見ると、この先、東京で23日(土)に「非常に多い」予想です。24日(日)と25日(月)も「多い」でしょう。4月下旬ですが、まだまだ万全の対策が必要な日がありますので、ご注意ください。仙台や新潟でも「やや多い」日が続きそうです。金沢では「少ない」でしょう。
西日本は終息に向かう
次に名古屋から福岡です。
名古屋は22日(金)と23日(土)は、「多い」予想ですが、24日(日)以降は、「少ない」でしょう。大阪は25日(月)から高松も24日(日)からは「少ない」予想になっていきます。広島と福岡は、「少ない」が並ぶでしょう。
「少ない」予想の日でも、花粉はわずかながら飛びますので、敏感な方はご注意ください。
花粉が多く飛ぶ時間帯
花粉が多くなる時間帯は、その日の気象条件によって変わりますが、都市部の場合、一般的には「昼前後」と「夕暮れ時や日没ごろ」に多くなるといわれています。
これは早朝、日の出とともに雄花が開き、放出された花粉が風に乗って都市部にやってくるタイミングが「正午ごろ」であること、そして日中、上空高くまで舞い上がった花粉は日没のタイミングで地表付近まで降りてくるためと考えられています。