ドラン・ジョーンズ、故郷への想いを綴った新作から「Lord Have Mercy」のMV公開
ドラン・ジョーンズ、故郷への想いを綴った新作から「Lord Have Mercy」のMV公開
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 ドラン・ジョーンズ&ジ・インディケーションズのフロントマン、ドラン・ジョーンズが、2023年5月5日発売のデビュー・ソロ・アルバム『ウェイト・ティル・アイ・ゲット・オーヴァー』より、1stシングル「Lord Have Mercy」をリリースした。ワイルドで生々しく、ライブ・バンドとともにレコーディングされた楽曲で、Will NiavaとMcCray Sutherlinが監督したミュージック・ビデオも公開された。

 「インタールードの最後に、祖母が昔のヒラリービルをどう感じていたかを語っている。ヒラリービルはもはや聖域の町でもなければ、“最も住みたい場所”でもない。私の世代やそれよりも若い世代は、ヒラリービルのような場所から脱出することを夢見る人が多い。しかし、その夢は実現しない。あなたが望むなら、あなたをそこに引き留める方法を、人生では見つけることができる。僕はこの思いを、生々しく、荒々しく音で表現したいと思った。泥沼の中を走っているようなグルーヴの構築」とジョーンズは同曲について語っている。

 『ウェイト・ティル・アイ・ゲット・オーヴァー』は、回顧録であり、ラブレターだ。ジョーンズの人生の物語、彼の成長と告白、故郷への見識で、その見識は、一度故郷を離れたからこそ得られたものだ。原始的な美しさとぼろぼろの道、この街を離れたいという10代の頃の気持ちと、自分のルーツに敬意を表したいという大人になってからの気持ち、プランテーションの歴史、賠償の街に住む黒人コミュニティの浮き沈み等、作品の中で彼はヒラリービルの矛盾を書き綴っている。

 「自分の一部は故郷に残される。もし僕が、若い頃の自分が誇りに思うようなものを作っているとしたら、ヒラリービルはその大きな部分を占めている」とジョーンズは語る。

 ヒラリービルでの思い出と、それ以来歩んできた人生の中に彼は何か変容を見いだし、最終的に自分のすべてを主張し、それを受け入れることになる。その結果、ジョーンズのチャーチ・ライフ(教会生活)との関係、母親との関係、クィアネスとの関係、自分の価値との関係などに触れることにより、作品は繊細で、個人的なものとなった。

◎リリース情報
アルバム『ウェイト・ティル・アイ・ゲット・オーヴァー』
2023/5/5 RELEASE
DOC280JCD
<トラックリスト>
1. Gerri Marie
2. The Place You’d Most Want To Live (Interlude)
3. Lord Have Mercy
4. Sadie
5. I Want You
6. Wait Til I Get Over
7. That Feeling
8. See It Through (Interlude)
9. See It Through
10. Someday We’ll All Be Free (feat. Skypp)
11. Letter To My 17 Year Old Self
12. Secrets

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