セレーナ・ゴメス、難病診断後のネット上の誹謗中傷について語る「誰もそんなことを聞かされるべきではない」
セレーナ・ゴメス、難病診断後のネット上の誹謗中傷について語る「誰もそんなことを聞かされるべきではない」
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 2023年3月10日にApple TV+シリーズ『Dear…』の最新エピソードに出演したセレーナ・ゴメスが、自身が患っている難病のループス(全身性エリテマトーデス)と、その治療に伴う体重の増減を揶揄するネット上の“ボディー・シェイミング”行為に対する考えを述べた。

 セレーナは、初めてこの病気と診断されたあと、当時は“その意味をよく理解していなかった”と明かした。彼女は、「自己免疫疾患であることはわかっていました、要は体が内側で自分自身と戦っているということは」と語り、「それが最もシュールな部分だったんですよね、だって自分では疲労を感じたことがなく、若かったですし、普通に元気だったからです。なので医師から“ステージ上で脳卒中を起こして、死んでいたかもしれない”という話を聞いた時は衝撃でした」と続けた。

 ループスのために処方された薬の副作用として、セレーナの体重はしばしば変動し、彼女は身体や外見をめぐってネットで攻撃されていることに気づいた。「彼らは私を貶めるものを見つけるのを待ちきれないという感じでした。私は嘘をつきました。ネットに自分の写真を投稿して、“どうでもいい、あなたたちが言っていることは受け入れない”と言いつつ、その投稿をしている部屋では号泣していました。だって誰もそんなことを聞かされるべきではないですよね」と彼女は述べている。

 このエピソードで彼女は、ループスの治療のために2017年に受けた腎臓移植手術についても振り返っている。ドナーになってくれた親友の女優フランシア・レイサについて彼女は、「フランシアに対して感じている以上の恩義を誰かに感じることは絶対にないと思います」と語り、「ドナーになることに二の足を踏むことさえない人がいるということ自体に信じられないほど圧倒されました。(中略)あれはあのようになる必然があったのだと思っています。私が今いる場所に辿り着くために、他の人のために何かをするためにそれを経験することが運命づけられていたのだと思っています」と述べている。

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