大学在学時からタレント活動をはじめ、テレビ出演やWEB、雑誌の執筆などさまざまなフィールドで活躍する眞鍋かをりさん。「旅好き」としても知られ、30歳で目覚めたひとり旅で、世界のあちこちを巡る様子をつづった著書も多数。現在小学4年生の女の子のママでもある眞鍋さんは、親子の旅をどのように楽しんでいるのでしょう。眞鍋さんならではの「旅術」とは……?※前半<眞鍋かをり、一人娘が “お受験塾”を一日で辞めたワケ 「『こんなにすぐ放り投げていいのかな……』と葛藤はありました」>から続く
【写真】鬼滅の刃の「推し活旅行」に出かけた眞鍋かをりさんほか(全3枚)娘と友人との「推し活」旅行にハマっています!
――娘さんの「旅デビュー」は何歳くらいでしたか?
0歳のころから国内・海外に出かけていました。赤ちゃんを連れての旅は準備や下調べが大切ですが、独身時代はリュックひとつで行き当たりばったりのひとり旅をしていたので、また違った感覚で新鮮でした。
私は『鬼滅の刃』の大ファンなので、テーマパークや観光地とのコラボ企画などがあれば可能な限り遠征します。“推し活”仲間の友人と、これまで京都や愛知、淡路島などいろいろなところへ行きましたが、娘も幼稚園時代からずっと推し活に同行してくれています。みんなで「尊い、尊い」と言いながら推しを愛(め)でて、娘もすっかりオタクを楽しんでいる様子。
私は40歳で推し活に目覚めましたが、推しがいるのといないのとでは生きる活力が全然違うので、この喜びを子どものころに知れるのはうらやましいです。娘はUSJの人形ゾンビも推しているので、ハロウィーンの時期には何度も大阪に遠征して、ゾンビの推し活もしています。子どもの成長につれて、たとえば身長制限があるアトラクションにも乗れるようになるなど、行けるところやできることがどんどん増えてきたのがうれしいです。

「フットワーク軽めのマインド」が育っているようです
――娘さんも旅を楽しんでいるんですね。
ずいぶん旅慣れてきました。少し前までは旅計画の主導権を私が握っていたのですが、今では娘が自分で情報収集をするようになりました。バズっている最新スポットやイベントにも敏感なので、よく「ここに行きたい」と、私が知らなかった場所やイベントをリクエストされます。バンコクにある巨大な室内遊び場に行きたいと言われ、実際に連れて行ったこともあります(笑)。
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