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~「ニフティキッズ」にて「推し」についての調査を実施~

- ニフティ株式会社

ニフティ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:前島 一就、以下、当社)は、当社が運営する子ども向けサイト「ニフティキッズ」にて、「推し」に関するアンケート調査を実施し、本日5月15日(木)にレポートを公開しました。

 本調査では小中学生を中心とした子どもたちを対象に、推しがいるかどうかや推しのジャンルなどについてのアンケートを実施し、3,990人から回答を得ました。
 小中学生の95.9%が推しが「いる」と回答しました。1番の推しは何のジャンルか聞いたところ、「アイドル・アイドルグループ」が小中学生ともに最多で、次点が「アニメ・漫画のキャラクター」でした。アイドル・アイドルグループの中で誰を推しているのかを聞いたところ、Snow Man「目黒蓮」の人気が圧倒的でした。
 推し活用のSNSアカウントを作ったことが「ある」と回答した小学生は19.9%で、中学生は45.2%でした。推し活用のアカウントを作ったSNSで最も多かった回答は、小学生が「YouTube」で、中学生が「Instagram」でした。
 また、推し活を通じて、SNS上の友だちと実際に会ったことがある人は、全体の6.6%に留まりました。
調査レポートはこちら
■調査概要○アンケート実施期間
 2025年3月4日(火)~3月31日(月)
○調査機関
 自社調査
○調査対象
 小中学生を中心とする「ニフティキッズ」訪問者
○有効回答数
 3,990件
○調査方法
 インターネット調査
○調査項目
 1.今、推しがいる?
 2.【推しがいる人へ】1番の推しは何のジャンル?
 3.【アイドル・アイドルグループの推しがいる人へ】推しはだれか教えて!
 4.【YouTuberの推しがいる人へ】推しはだれか教えて!
 5.【アニメ・漫画の登場人物・キャラクターの推しがいる人へ】推しはだれか教えて!
 6.【推しがいる人へ】推し活用に、SNSのアカウントを作ったことがある?
 7.【作ったことがある人へ】推し活用のアカウントは、どのSNSで作ったことがある?
 8.【推しがいる人へ】推し活を通じて、SNS上の友だちと実際に会ったことはある?
 9.【実際に会ったことがある人へ】なにをしたか教えて!

■調査結果1.今、推しがいる?
 全体で見ると95%以上の人が推しが「いる」と回答しました。

2.【推しがいる人へ】1番の推しは何のジャンル?
 小中学生ともに最も多かった回答は、「アイドル・アイドルグループ」でした。「アイドル・アイドルグループ」を推す子どもたちは昨年(注1)より増加しました。次点はどちらも「アニメ・漫画の登場人物・キャラクター」で、その次が「YouTuber」「歌い手」と続きます。生存する人物から架空の存在まで、小中学生が応援する推しのジャンルは多彩であることがわかりました。

3.【アイドル・アイドルグループの推しがいる人へ】推しはだれか教えて!

 昨年に引き続き、小中学生ともに1位はSnow Manの目黒蓮でした。どちらのランキングでも目黒蓮の得票数は200を超えており、2位との差から目黒蓮の人気が突出しています。
 小中学生別に結果を見ると、小学生ではSnow Manに人気が集まりました。2.5次元アイドルユニット・すとぷりの莉犬が3位にランクインしていますが、上位5位以内のアイドルは全てSnow Manメンバーでした。
 一方、中学生のランキングではSnow Man以外にも、SixTONESとtimeleszのメンバーが5位以内にランクインしています。

4.【YouTuberの推しがいる人へ】推しはだれか教えて!
 ※中学生は規定の票数に満たなかったためランキング掲載なし

 小学生に最も人気があるYouTuberは、ゲーム実況グループ・カラフルピーチのメンバーであるたっつんでした。昨年は全体のランキングで7位でしたが大幅にランクアップしました。
 中学生の1位は、昨年に引き続き、ドズル社のおんりーでした。小学生に比べて推しが分散しています。小学生よりも中学生の方が、様々なYouTuberの動画を視聴する傾向があるのかもしれません。

5.【アニメ・漫画の登場人物・キャラクターの推しがいる人へ】推しはだれか教えて!

 小中学生ともに、『地縛少年花子くん』の主人公である花子くんが圧倒的に1位で昨年の2倍以上の票数を獲得しました。2位以下では、「アイドル」「YouTuber」のランキングと比べて、推しの人気が分散していて、さまざまな人気作品のキャラクターがランクインしました。

6.【推しがいる人へ】推し活用に、SNSのアカウントを作ったことがある?
 小学生の19.9%、中学生の45.2%が推し活用アカウントの作成経験が「ある」と回答しました。中学生になると、推し活用アカウントを作成する人が増えるようです。

7.【作ったことがある人へ】推し活用のアカウントは、どのSNSで作ったことがある?(複数選択)
 小学生は、推し活用アカウントをYouTubeで作成した人が最も多く、50.4%でした。
 一方、中学生で最も多かった回答は56%のInstagramで、次点がYouTubeでした。中学生になるとInstagramのアカウントを作成する人が増えることがわかりました。

8.【推しがいる人へ】推し活を通じて、SNS上の友だちと実際に会ったことはある?
 小中学生ともに約9割の人が、SNS上の友だちと実際に会ったことは「ない」と回答しました。家庭や学校で、気軽に知らない人と会わないよう指導されているのかもしれません。

9.【実際に会ったことがある人へ】なにをしたか教えて!○イベントでばったり会って話した
○グッズを見せあったり、交換したり、一緒にグッズを買いに行ったりした
○コラボカフェに行きました!
○ライブに一緒に参戦した
○舞台を観に行った 

 SNS上の友だちと一緒に、ライブなどのイベントや期間限定のコラボカフェに参加したという人が多いようです。約束をしていたわけではなく、イベント会場で偶然会い、そのまま遊んだという声もありました。

「ニフティキッズ」について
2002年に開始した、主に小・中学生を対象とする子どものためのサービス。子どもの相談に子どもが答える『キッズなんでも相談』や、インターネットを楽しく安全に使うための『わが家のインターネットルール』を作成できるコーナー、保護者や先生に向けた情報提供も行っています。

※製品名、サービス名などは一般に各社の商標または登録商標です。
※内容は発表日現在のものです。予告なしに変更されることがあります。

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