よく食べ、よく笑い、ハッピーオーラ全開のギャル曽根さん。家庭では小6の長男、小3の長女、1歳の次女のママでもあります。多忙な仕事をこなしながら、家族の食事を一手に引き受けているギャル曽根さんに、手早く・おいしく・栄養たっぷりの食事を作るコツを聞きました。そのキーワードは……「置き換え」だそうです。

MENU 「肉がない!」そんなときには、これで置き換え! 厚揚げのボリューム感はお肉がわりに 「適当水切り」で豆腐が大活躍 油揚げ「きんちゃく」の可能性は無限 「ちくわは海鮮!」と信じて使う

「肉がない!」そんなときには、これで置き換え!

 食材の値段が高騰していますよね。野菜も高い、米も高い。悲しくなってしまいます。それでも、育ち盛りの子どもたちに栄養のあるものを食べてほしい。そう考えたとき、頼れる食材があるんです。

①厚揚げ

②豆腐

③油揚げ

④ちくわ

 この4つは肉や魚に比べて安いですし、大量パックで売っていることも多いので、1つ当たりの単価もぐっと下げられます。生肉や生魚に比べたら賞味期限も少し長い。そして何より、コンビニでも売っているのが忙しい親御さんには大きなメリットだと思います。

「今日のメニューはボリューム不足かも」「子どもたちのリクエストにこたえたいけど、肉や魚の買い置きがない」というときに、パッと買って肉や魚の代用として使っています。

 わが家では冷蔵庫に常備しているこれらの食材ですが、こんなふうに使っています。

厚揚げのボリューム感はお肉がわりに

 子どもたちはお肉が大好きです。育ち盛りだからたんぱく質は必須ですし、たくさん食べてほしい気持ちもあります。でもお肉は安くないし、動物性たんぱく質だけでなく、植物性たんぱく質もとってほしいです。そんな思いに、厚揚げは全力でこたえてくれます。

 手軽で、ボリューム感がある厚揚げは、本当に便利です。私の場合、お肉の代わりに厚揚げを使うことが多いです。

●厚揚げ親子丼

 子どもたちは親子丼が大好きなので、突然「今日は親子丼食べたい」と言われることがあります。でも、いきなり言われても鶏肉が冷蔵庫にあるとは限りません。そんなときは厚揚げをひと口大に切って、鶏肉の代わりに使います。味つけは親子丼と同じで問題ナシ。ふんわりしておいしいですよ!

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ギャル曽根
ギャル曽根

ギャル曽根/1985年京都府生まれ。3児の母。2005年「元祖!大食い王決定戦」でデビューし、おおらかな食べっぷりで人気を博す。タレントとして活躍する一方、「食のプロ」としてレシピ本の出版などをおこなう。調理師免許や野菜ソムリエの資格をもつ。 公式YouTubeチャンネル「ごはんは残さず食べましょう」 オフィシャルブログ「ごはんは残さず食べましょう

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