故DMXの“祈り”をフィーチャーした新作が12/13発売 キラー・マイク/スヌープ・ドッグらがゲスト参加
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 2021年に50歳の若さで亡くなったDMXの新作『Let Us Pray: Chapter X』が2024年12月13日に発売される。この作品は、デジタル・プラットフォーム、CD、スタンダードLPなどでリリースとなる(フィジカル盤は輸入のみ)。

 敬虔なクリスチャンとしても知られており、生前発売したアルバムには「Prayer」といったタイトルで“祈り”を収録していたDMX。そんな彼が残した祈りを元に、数々の【グラミー賞】を受賞したヒップホップ、R&B、ゴスペルのソングライター兼プロデューサーで、過去にカニエ・ウェスト、アリシア・キーズ、ブランディ、ヨランダ・アダムスらを手掛けたウォーリン・キャンベルがトラックを作成して4曲の新曲が完成した。

 今回の新作は、デビュー・アルバムから5作連続全米初登場1位を記録した初のアーティストであるDMXのスピリチュアルな側面を浮き彫りにする作品となっている。プロデューサーのウォーリン・キャンベルは、DMXの特徴的な祈りに合わせて新しいオリジナル曲を作り、DMXの心からのメッセージをインストゥルメンタル・スコアで表現した。さらにその新たな音源に、DMXと交友があったスヌープ・ドッグ、メアリー・メアリー、キラー・マイク、MCライト、ルクレー、テラス・マーティン、レナ・バード・マイルズ、ロイズノイズ・オーケストラなど、ジャンルを超えた様々なミュージシャンがゲスト参加をはたしている。

 このプロジェクトについてキャンベルは、「“Let Us Pray: Chapter X”の仕事は、クリエイターとして最も充実した経験のひとつとなりました。DMXの声を聞けば、即座に創造性が刺激されます。“X”の本当の姿を示すのに、祈りによる以上の方法があるのでしょうか。MCライト、キラー・マイク、スヌープ・ドッグ、ルクレー、メアリー・メアリー、レナ・バード・マイルズ、そしてテラス・マーティンらを代表して、この素晴らしい作品に参加できたことは光栄であり、特別な恩恵であったとも言えると思います」とコメントを寄せている。

 新作の発表とともにリード曲「Favor (feat. Killer Mike, Mary Mary, & RoyzNoyz Orchestra)」が先行公開された。この曲は、メアリー・メアリーの天国のようなハーモニーと、DMXの祈りの合間にキラー・マイクの内省的で力強い詩とライムが特徴的な1曲となっている。


◎リリース情報
アルバム『Let Us Pray: Chapter X』
2024/12/13 RELEASE
https://umj.lnk.to/DMX_Pray
<トラックリスト>
1. Favor [feat. Killer Mike, Mary Mary, & RoyzNoyz Orchestra]
2. Bear With Me [feat. LeCrae]
3. One Life To Do It [feat. MC Lyte & RoyzNoyz Orchestra]
4. Until I’m Gone [feat. Snoop Dogg, Terrace Martin, & Lena Byrd Miles]
5. Favor (Instrumental)
6. Bear With Me (Instrumental)
7. One Life To Do It (Instrumental)
8. Until I’m Gone (Instrumental)

Photo: Jonathan Mannion