世界進出のための最低条件として掲げたドーム公演、世界に踏み出すための新曲「Masterplan」。BE:FIRSTが新章を語った。AERA 2024年4月29日-5月6日合併号より。
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――感動と興奮の、初の東京ドーム公演だった。
RYOKI:直前までやっていたアリーナツアーのパッションのままドームでライブをできたのはすごく大きい。僕たちのライブで重要なのはMCを含めてどれだけ音を響かせられるか。音響はすごく気を使いました。ライブ当日も会場に入ってすぐメンバーと客席の一番端まで行って音の聞こえ方を確認しました。スタッフの方もすごく頑張ってくれて良い音を出してくれてありがたかったです。
SHUNTO:ドームで一番ぐっときたのはメンバーのMC。いつもふざけ合っていますが、やっぱり真面目なんだなと思いました。僕は初日のMCで「音楽を辞めなくて良かった」と言いましたが、なかなか立てない場所に立って昔のことが込み上げてきた。昔の自分からしたら、まさかあんな景色が見られるとは思うわけがなかったので。
SOTA:SHUNTOのMCを聞いている時に「合宿所でヘビーな日々を送っていたところからよく7人でここに来れたな。こんなに毎日いるのにこんなに大好きなんだな」と思って「メンバーが大好きだ!」ということ以外言うことがなかった。元々僕はキャパの大きい会場に思い入れはないのですが、7人でドームのステージから見る景色は格別。安易な考えだったと思いました。想像の何百倍も幸せな瞬間だったけど、同時に、会場がどこだろうと7人で音楽を続けていけたら良いなと思いました。
MANATO:僕はRYOKIくんのMCに一番感動しました。俳優という道からBE:FIRSTになって、「こんな最高の7人に出会えるなんて想定外だった!」と言っていて。
RYOKI:焼き肉おごる(笑)。
ドームの次に進む覚悟
MANATO:(笑)。あとJUNONくんが泣いていたのが意外でした。僕もヤバくなりました。
JUNON:泣くと思ってなかったです。「『Shining One』をドームで踊ってる!」と思ったり、いろいろなところでうるっときていた中でみんなのMCを聞いていたら、ため込んでいたものが溢れ出しました。MANATOも泣かせたいな(笑)。
RYUHEI:ドームで泣くのはかっこ悪いですよ。
MANATO:RYUHEIが一番最初に泣いてたから!(笑)
RYUHEI:反省してます(笑)。良い意味でまだまだ成長過程でのドーム。かっこよく終わるドームをBESTY(BE:FIRSTファンの呼称)に体験させたい。伸びしろを感じました。