16日放送の「ハマダ歌謡祭 オオカミ少年」(TBS・午後7時)は「4000人一斉調査!今歌いたいカラオケ熱唱曲ランキング」だ。今回のゲストのひとり、ももクロの玉井詩織は英語学習は年長からしていたという。過去のインタビューを振り返る。「AERA dot.」2023年3月11日配信の記事を再編集したものです。本文中の年齢等は配信当時)
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2023年に結成15周年を迎えるガールズユニット、ももいろクローバーZ。実はファンの間では、メンバーの玉井詩織さんの英語力は既知のことだ。23年2月27日発売の『AERA English 2023』(朝日新聞出版)では、これまでほとんどアピールしてこなかった英語への思いを詳しく聞く。
自分の意見を伝えることは相手のためにもなるんだ
「英語は好きだけど自信がなくて、自分からは勉強していると言えないんです……」
そう謙遜するが、ももいろクローバーZの一員として活躍する玉井詩織さんの英語学習歴は長い。
「幼なじみのお母さんの英会話教室に、年長の頃から10年ぐらい通っていました。ゲームをしながら学ぶのがすごく楽しくて、たくさんの習い事の中でもとくに好きでした」
中学生のときにグループがメジャーデビューを果たし、やがてブレーク。勉強時間があまり取れない中でも、「英語が好きな気持ちは忘れたくなかった」と話す。
「洋画は必ず字幕で観たり、英語ができる友達に『いまから英語だけで会話させて!』とお願いしたり。英語に触れる機会をなるべく持つよう心がけていました」
2018年には、ニューヨークでの短期留学も経験した。
「無理を言って2週間のお休みをもらいました。現地では語学学校に通いながら、食事も自分で用意して。英語しか聞こえない状況で、初日はもう脳がパンクしそうでした。でも昨日は聞こえなかった言葉が今日は聞こえる、明日はもっと理解できる。そんな自分の変化も感じられて、すごく面白かったです」
自ら積極的に発信し初のソロ活動を開始
帰国後に始めたオンラインの英会話レッスンも、不定期ながらかれこれ3年になる。英語学習を通じて、玉井さんは自分のコミュニケーションのあり方を振り返ることになった。
「アウトプットが苦手で、リスニングはできても自分の言いたいことが全然言えない。それがずっとコンプレックスだったのですが、原因は英語力だけでなく、私の性格にもあるのかなって」