山崎賢人

 2月1日放送「櫻井・有吉 THE夜会」(TBS・毎週木曜午後10時)は、「夜会カジノ ゴールデンカムイSP」と題し、山崎賢人、玉木宏、眞栄田郷敦、工藤阿須加、大谷亮平ら人気俳優が登場する。映画「ゴールデンカムイ」が話題だが、主演の山崎賢人は実写請負人といわれるほど。その魅力を振り返る。(「AERA dot.」2023年10月8日配信の記事を再編集したものです。本文中の年齢等は配信当時)

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 代表作ともいえる「キングダム」第3作目がシリーズ最高のロケットスタートを記録し、すでに第4作の制作も決まるなど、今や飛ぶ鳥を落とす勢いの俳優・山崎賢人(29)。さらに8月には、歴史エンターテインメント大作「ゴールデンカムイ」実写化への主演も発表され、世界的ヒットを記録したNetflix「今際の国のアリス」のシーズン3の制作も決まり、主役続投となった。

 まさに“実写化請負人”の名をほしいままにしている山崎だが、映画評論家はこう語る。

「山崎さんは童顔で、年齢のわりに少年っぽさの残る顔立ちながら、178cmという長身。これは、少女漫画の登場人物にありがちな、シュっとした顔にスタイル抜群の主人公のイメージにピッタリのビジュアルです。そのため、キャリア初期は少女漫画における“王子様ポジション”を演じることが多かった。年齢とキャリアを重ねてからも漫画原作作品への出演は変わらず多いですが、より難易度の高い少年漫画の実写化が増えてきました。山崎さん本人の演技力は素晴らしいのですが、『実写化に出すぎ』『全然似てない』など、賛否が分かれる作品も目立つようになってきています」

 10代~20代前半は『L・DK』(2014年)や『ヒロイン失格』(15年)、『オオカミ少女と黒王子』(16年)といった少女漫画の実写化映画でヒロインの相手役を数多く務めてきた。近年、ドラマや映画業界では漫画原作の映像化が増えているが、その流れに乗るように山崎はコスプレ色の強い『斉木楠雄のΨ難』『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』(ともに17年)といった少年漫画の実写化にも続々と出演し、役柄の幅を広げていった。

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雛里美和

雛里美和

ライター。新宿・十二社生まれの氷河期世代。語学系出版社から邦ロックシーンを牽引するライブエージェント(イベンター)を経て、独立。教育からエンタメまで幅広い分野で活動する。

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「キングダム」でもビジュアルには批判があった