ザ・ウィークエンド、「ブラインディング・ライツ」がSpotifyで初めて40億再生を突破した楽曲になったことに感謝
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 ザ・ウィークエンドの「ブラインディング・ライツ」が、現地時間前週にSpotifyで40億回再生を達成し、1曲の再生数が40億回を超えた初のアーティストとなった。

 「自分の作品が何百万人、ましてや何十億人に届いたことに、謙虚な気持ちを決して忘れない! この曲が、何度も繰り返して聴きたいという気持ちに人々をさせていることにとても感謝している」とザ・ウィークエンド(現在は本名エイベル・テスファイで活動している)は独占声明で述べた。

 「ブラインディング・ライツ」は、ザ・ウィークエンドの4枚目のスタジオ・アルバム『アフター・アワーズ』からのセカンド・シングルとして2019年11月にリリースされた。同曲は、米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で4週首位を獲得し、初めて同チャートのトップ10に1年間チャートインし続けた楽曲となった。2021年11月、「ブラインディング・ライツ」はチャビー・チェッカーの「ザ・ツイスト」を追い抜き、“Hot 100”の歴代チャート“Greatest of All Time Hot 100”1位となった。

 この曲の空前のヒットには、ストリーミングが大きな役割を果たしている。2022年12月に「ブラインディング・ライツ」はエド・シーランの「シェイプ・オブ・ユー」を越え、Spotifyで最も再生された楽曲となった。

 Spotifyのグローバル音楽部門の責任者であるジェレミー・アーリックは「ザ・ウィークエンドはSpotifyで毎年新たな高みに到達し続けている。これは、彼が私たちとともに塗り替えてきた数多くの記録のひとつだ。私たちのプラットフォームが世界的に成長し続けるにつれて、彼の音楽はより多くの人々に届き、彼のファンダムが深まっていく。“ブラインディング・ライツ”の成功は、音楽ほど人々を結びつけるものはないという典型的な例だ。他に類を見ない素晴らしい作品だ」と米ビルボードに話した。

 ザ・ウィークエンドは現在、Spotifyで1億1300万人の月間リスナーを持ち、No.1アーティストとなっている。2023年2月、彼は同プラットフォームで月間リスナー数1億人を達成した最初のアーティストとなった。

 2021年に米ビルボードが「ブラインディング・ライツ」が“Hot 100”の歴代1位となったことを祝ったカバー・ストーリーで、ザ・ウィークエンドは伝説のポップ・ヒットメーカー、マックス・マーティンと共作・共同プロデュースしたこの記念碑的な作品が彼のキャリアの早期に生まれなかったことに感謝した。

 「“ブラインディング・ライツ”の頃には、僕はキャリアを始めて10年年目で、すでに業界内でアーティストとしての地位を確立していた。だから、“ブラインディング・ライツ”が、僕のデビュー曲ではなく、あの時にリリースできてよかったと思っている。あれがデビュー曲だったら恐ろしいよ」とザ・ウィークエンドは語っていた。