愛子さまは容器を手に乳やり

 御料牧場の豚たちが大のお気に入りだった、幼稚園のころの愛子さま。07年の宮内庁の「文化祭」では、牧場でくつろぐブタたちの様子を再現した「ぶたちゃん」という工作をつくったほどだ。

 あれからすっかり大人になった愛子さまだが、動物や自然との触れ合いを楽しむ様子は今でも変わらない。

子牛の「レインボー」に乳を与える愛子さま=2023年4月、栃木県の御料牧場、宮内庁提供

 今春の御料牧場での滞在中、メスの子牛が生まれた。その直前に虹が出たことから、愛子さまは子牛に「レインボー」と名前をつけた。

 ご一家はレインボーが立ち上がるまで、すぐそばで見守り、愛子さまは母牛の乳を入れた大きな容器を手に持ち与えた。子牛が柵越しに愛子さまに甘えるようなしぐさもみせた。

牧場で、牛に手を伸ばす愛子さま=2002年10月、栃木県の御料牧場(代表撮影/JMPA)

 牛といえば、02年にご一家が御料牧場に滞在したときだ。

 愛子さまを抱っこした雅子さまと陛下は、牧場の牛のそばに近寄った。愛子さまは牛が気になるのか、小さな指を伸ばして触りたそうな様子。写真の中の雅子さまは、鼻先を近づけてくる牛の様子に大きな口を開けて笑顔ながらも、「きゃあ」と声を出さんばかりだ。隣では陛下が幸せそうにおふたりをのぞき込んでいた。

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