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きょう11日、気象庁は最新の1か月予報を発表しました。この先は、北日本ほど平年より気温が高くなりますが、西日本や沖縄、奄美では5月中旬頃にかけて「気温が低い」傾向に。周期的に雨が降り、降水量は「平年並み」の予想です。

気温 北日本で高温 来週は10年に一度の高温も

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きょう11日(木)、気象庁は最新の1か月予報を発表しました。
暖かい空気に覆われやすい北日本を中心に、気温が平年より高くなるでしょう。

また、きょう11日(木)、高温に関する早期天候情報が、北海道と東北、北陸に発表されました。5月17日(水)頃から「かなりの高温」となる予想です。来週半ば以降は、北日本でも25℃以上の夏日や30℃に迫る暑さが続出するでしょう。暑さに無理をせず、エアコンなどを積極的に使用するようにしてください。

※早期天候情報は、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、 5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表されます。

一方で、冷涼な空気に覆われやすい沖縄・奄美付近では、平年より低い予想で、西日本も5月中旬頃は、平年並みか低い予想です。週末雨が降るタイミングから、ヒンヤリと感じられる日が多くなりますので、服装選びにご注意ください。

周期的に雨 降水量・日照時間は平年並み

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この先1か月の降水量は全国的に平年並み、日照時間も全国的に平年並みの予想です。

天気は数日の周期で変わり、晴れが長続きせず、3、4日周期で雨が降りやすいでしょう。
きょう11日(木)は、関東で雷雨となり、局地的に雨が強まっていますが、週末からは広い範囲で雨が予想されています。局地的にはまとまった雨が降る可能性もありますので、大雨の情報などにご注意ください。

晴れる日と雨の日と、天気によっても気温の変化が大きくなりそうです。まだ羽織るものなどは、タンスにしまわず、手に取りやすい場所にあった方が便利でしょう。

今年の梅雨入り 沖縄・奄美は平年より遅い 九州~東北は平年並み

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きょう11日、日本気象協会は「梅雨入り予想」を発表しました。
梅雨前線の北上は平年と同様か遅い傾向で、今年の梅雨入りは、沖縄・奄美は平年より遅く、九州から東北は平年並みでしょう。

沖縄地方ではすでに梅雨入りの平年日を過ぎています。梅雨入り平年日は、沖縄地方で5月10日頃、奄美地方で5月12日頃ですが、まだ梅雨入りの気配がありません。
ただ、5月下旬に入る前には前線の影響を受けて、沖縄・奄美は雨の降る日が多くなるでしょう。沖縄・奄美はこのタイミングで、5月中旬のうちに梅雨入りの可能性があります。

その後、梅雨前線の北上は早い傾向は見られないため、九州から東北にかけては、平年並みと予想されています。
6月上旬には、本州に梅雨前線が北上することが予想され、九州や中国、四国、近畿、東海、関東甲信で梅雨入りとなり、その後、東北や北陸でも6月中旬に梅雨入りとなるでしょう。

周期的に雨が降りやすくなってきましたので、大雨の備えは、早めに行うと良さそうです。【北日本】北海道・東北
【東日本】関東甲信・北陸・東海
【西日本】近畿・中国・四国・九州北部・九州南部
【沖縄・奄美】鹿児島県奄美・沖縄