テイラー・スウィフトのNetflixドキュメンタリー映画『Miss Americana』が、2020年1月31日から全米の一部の劇場でも公開されることが明らかになった。
テイラーは1月15日、公開日が入った映画のポスターをインスタグラムで公開した。黒い背景にやや下向きの自身の横顔が浮かび上がっているだけのシンプルなもので、一部の劇場とNetflixでリリースされると記載されている。
Netflixの紹介ページには、「テイラー・スウィフトが、ソングライターとパフォーマーとして、そして自身の発言力を最大限に生かせる女性としての役割を受け入れる」と記載されている。
このドキュメンタリーについては、意外な経緯からその存在が明らかになっていた。テイラーの前所属レーベル、ビッグ・マシーンのスコット・ボーチェッタ社長と、同レーベルを昨年買収したスクーター・ブラウンが、映画やテレビなどにおいて彼女の過去曲の音源やパフォーマンス映像の使用を禁じると通告してきたとテイラー本人が暴露した。
【アメリカン ・ミュージック・アワード】で<アーティスト・オブ・ザ・デケイド賞>を授与されることが明らかになった直後の2019年11月、テイラーは授賞式のステージで過去曲のパフォーマンスをしないよう両氏から警告を受けたことを明かしつつ、「このような形でこのニュースを伝えるつもりじゃなかったんだけどね……ここ数年の私の人生をNetflixがドキュメンタリーにしているんだ」と明かし、ビッグ・マシーンやボーチェッタとブラウンについて一切言及していないにもかかわらず、映画での楽曲使用を拒否されたと主張した。
その後、楽曲使用の許可は“タイムリーな形で”下りたと米誌バラエティが伝えている。『Taylor Swift: Miss Americana』は、【サンダンス映画祭】初日の1月23日にプレミア上映されたあと、1月31日からNetflixで配信される。