星野源『POP VIRUS』、折坂悠太『平成』がCDショップ大賞を受賞
星野源『POP VIRUS』、折坂悠太『平成』がCDショップ大賞を受賞
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 星野源『POP VIRUS』、折坂悠太『平成』の2作品がCDショップ大賞を受賞した。
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 CDショップ大賞とは、全国のCDショップの店員の投票のみで選出される賞。今年で11回目となり、今回から大賞を赤と青の2作品選出することに変更された。赤は、何回でも聴きたい素晴らしい作品、青は新人の素晴らしいアルバムという観点で選考されている。

 今回、大賞<赤>を受賞した星野源は「全国のCDショップの店員さんが選んでくれたこの賞は特別で、現場の実感がこもっている感じがして、それがすごく嬉しい」と、ビデオコメント。また、大賞<青>を受賞した折坂悠太は受賞会場で盾を受け取ると、喜びを語るとともに、生演奏を披露した。

 なお、その他の部門賞には、洋楽賞にTOM MISCH /トム・ミッシュ『Geography(ジオグラフィー)』、マエストロ賞にサザンオールスターズ『海のOh,Yeah!!』、ライブ作品賞にサカナクションの『SAKANAQUARIUM2017 10th ANNIVERSARY Arena Session 6.1ch Sound Around』、クラシック賞にアリス=紗良・オット『ナイトフォール』、ジャズ賞にAi Kuwabara the Project『To The End Of This World』並びに纐纈歩美『O PATO』、歌謡曲・演歌賞に純烈『プロポーズ』、リビジテッド賞にジョン・コルトレーン『ザ・ロスト・アルバム』、更に今年は特別賞として安室奈美恵、QUEENの2アーティストが選出された。当日会場にはジャズ賞の桑原あいと纐纈歩美が登場、実行委員会より部門賞の盾を受け取り、桑原あいはその場で即興演奏をし、来場者を魅了致した。

 また、今年は地域ブロック賞受賞アーティストから、東北ブロック賞の村松徳一、甲信越ブロック賞の須澤紀信、中国ブロック賞のCRAZY VODKA TONIC、九州ブロック賞のodol、沖縄ブロック賞の下地イサムが会場に駆けつけ、各地域のCDショップ店員からコメントと記念の楯を受け取り、それぞれ1曲ずつ生演奏を披露した。

◎星野源 ビデオコメント
2度目の大賞を頂きまして本当に嬉しいです。
ありがとうございます。全国のCDショップの店員さんが選んでくれたこの賞は特別で、現場の実感がこもっている感じがして、それがすごく嬉しいんです。しかも2回も頂けると思っていなかったので、選んでくださった皆さんありがとうございます

◎折坂悠太  コメント(フリーペーパー「組合報」掲載)
作品に対して賞をいただくのは、小学校の時の写生大会以来で、大変驚いております。
知らされた時はあまり実感がありませんでしたが、ノミネートされた他の作品を見たとき、エライことになったと震えました。共に作り上げてくれた合奏の皆、エンジニア中村さん、ゲストの方々、アートワーク・ビデオに携わった皆さま、スタッフや協力者一人一人に(僕が把握しきれていない方にも)心から感謝します。